自分に合う4Kビデオカメラはどれ?

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 今月、SONYから新しい4Kハンディカムが発売されます。
FDR-AX30 「空間光学手ブレ補正」機能搭載で小型化した4Kハンディカムです。
 私の6年以上使っているHD規格ハンディカムもそろそろ、くたびれてきたので4Kビデオカメラが出揃ったら購入を考えているのですが、どのカメラを買うかが問題なのですよね。

 出来れば長く使える物を欲しいと思っていますが、ここ数年技術の進歩が早くて、あっという間に規格が変わってきてしまいます。

 NHKはオリンピックに向けて8Kの準備を進めることが決まったようです。そうすると4Kは今のHDに打って変わって、当たり前の規格になりそうな気がします。
それが決まったことで4Kの製品も矢継ぎ早に出てきているようですね。

 さて、本題に戻りますが今回新しいハンディカムを見た時、触手が伸びました。つい予約してしまいそうになりましたが、ちょっと待てよ本当に自分に合ったビデオカメラは何なんだ?と踏みとどまりました。

 基本的に仕事で映像を撮っているわけでは無いので高級機が必要な訳ではありません。
しかし、趣味でも業務機には興味があるものです。
自分が購入できるとすればデジタル一眼レフカメラでいうところのCANON EOS5 クラスまでの価格かなぁと思っています。
上を見たらキリがないし使いこなせるとも思えません。

そうなると、その価格で買える4Kカメラは少ししかありません。
そんな時、発売されるのが決まったFDR-AX30は、魅力的に見えたのです。

 本来は、パナソニック デジタル4Kビデオカメラ HC-X1000-K
HC-X1000-K_801126
こんなカメラが欲しいなぁと思っていたのです。
これをスタビに乗せて撮影したら良い感じに撮れるのではないか?とか考えていました。
しかし、よくよく考えるとカメラだけでは撮影できません。
色々な付属品が必要となります。そうすると予算は大幅に超えてしまいそうです。
 
 そこで、少しランクを下げてハンディカム FDR-AX100だとか
fdr-ax100

業務機で今後4K対応になるXDCAMメモリーカムコーダー
PXW-X70なんかも良いなぁと思います。
PXW-X70

 それでは、何故それが良いと思うのか?
自分が撮影するのに、それが必要なのか?を考えて行きたいと思います。

まず根本的な4K画質が必要なのか?
これだけは、私にとって必要不可欠です。
映像が綺麗だからとかだけの問題ではありません。
私が撮影するものは音楽やダンスなどのパフォーマンスが多いので広く撮っておいて、トリミングする機会がとても多いからです。
HDの4倍の広さを持つわけですから、そこから1/4の映像を切り取ってもHD画質で見ることが出来ると云うわけです。
そんな訳で4Kは外せません。
また、これからは4Kが標準になってくると信じていますから今更HD規格は買えません。今の愛器でも十分いけますしね。

 次は、センサーです。
これが一番の悩みでもあります。
1.0型 Exmor R CMOS(エクスモア アール シーモス)センサーを使用したFDR-AX100やPXW-X70又は、センサーサイズ:1/2.3インチのソニーFDR-AXP35やFDR-AX30そしてパナソニックHC-WX970M-Kなんですよね。

 1.0型と1/2.3インチでは、どう違うかと簡単に言うと1.0型はセンサーが大きいので暗い所に強いのと、ボケ味が綺麗になります。その為にNDフィルターが内蔵されていてボケ味を楽しめるのですよね。
 
 ただこれも4Kのデジタル一眼レフと比べると、どうしても物足りなさを感じるのとビデオカメラでボケ味を出す必要性があるか?
今まで撮影したものは、デジタル一眼レフの映像でも絞った物が多くて以外に使わないかもと思うわけです。
 
 また、4Kになることでピントもシビアになってきて、デジタル一眼レフでのピント合わせは難しく後で後悔することも。
その点ビデオ専用機はピントを外すことは少ないですね。
 
 そして一番の問題がブレです。
最近のカメラはブレ防止が付いているのが当たり前ですが、1.0型のセンサーを使った機種はブレには凄く弱いようですね。
私のように移動撮影を主にするものには使いづらいのかもしれません。まあ、そこでスタビの登場なのですが毎回出すのも大変だしビデオカメラ単体で空間補正を行ってくれるのであれば、それもありかなぁと思います。

 一番の問題は、大きさですよね。
機動力の問題が出てきます。
大きいほうが、見かけも良いですし撮ってるって感じですしマニア心をくすぐるのですが、大きいと何処にでも持って行くことが出来ない事が出てきます。それは小さいカメラにはかなわないですね。

 本当のマニアなら、色々な機種を買ってその場に合わせれば何の問題もないことでしょう。
 この一台で何でもやろうと云うのが厚かましい考えなのかもしれません。だけど、現状そうしなければならないのです。

 そう考えると、今までの遺産が使えて少しでも安く少しでも多く使える機種は見えてきますね。

 やはりソニーFDR-AXP35やFDR-AX30てとこなのかな?
またソニーの事だから、これらを使った業務機が出てくるのかも。

 こうやって悩む時が一番楽しいのかもしれませんね。
まだまだ4Kは出始めたばかり、そんなに焦って購入する必要も無いのかもしれません。

 それよりも、作品ネタを探して編集の練習でもしていた方が作品的には良い物になるのかもしれませんね。
 
今後、ガンガン新製品が出てきて、またまた悩む日々がおとづれるのかなぁ。それも楽しみにしよう。

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