CanonではEOS 5Dsのような、高画質カメラが発売されて、それに見合うレンズも開発されています。
今回は、一番使いやすい35mmのf1.4レンズでの後継機が発売されるそうです。
詳しいことは、CanonのHPから記事を転載いたします。
Canon EF35mm F1.4L II USMの特徴
NEW
[11群14枚のレンズで構成された光学系]
蛍石レンズやUDレンズ、スーパーUDレンズを開発することでレンズの宿命とも言える色収差を補正してきました。しかし、今までの技術では色収差が残ってしまう補正の難しいレンズがありました。そこで新たに開発したのがBRレンズです。BRレンズは、青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる新開発のBR光学素子を採用した複合レンズ。青色の光の進路を制御し、凸レンズ、凹レンズを組み合せることにより、集光位置を限りなく一点にすることに成功。大口径レンズに出やすい色にじみ(軸上色収差)を高度に補正。絞り開放から高い描写性能を実現しています。
BRとは、Blue Spectrum Refractive Opticsの略。
屈折率のイメージ
屈折率・分散が小さい
BRレンズによる青色(短い波長域)の色収差低減イメージ
いままで色収差が発生しやすかったエッジ部分が、新開発BRレンズの採用により、絞り開放時でも大幅に除去されています。
新開発BRレンズをはじめ、研削非球面レンズ、UDレンズなどの効果的な配置により、絞り開放F1.4においても、画面の隅々まで緻密に描写することが可能です。
画面周辺部の点光源に生じるにじみ、サジタルハロを抑制。絞り開放時でも1点1点の光を点としてクリアに描写。
特殊コーティングSWC(Subwavelength Structure Coating)は、レンズの表面に可視光の波長よりも小さいナノサイズのくさび状の構造物を無数に並べることで、光の反射を抑制します。入射角が大きな広角レンズなどでも優れた反射防止効果を実現し、フレアやゴーストの発生を大幅に低減しています。
大口径レンズの魅力のひとつ、被写界深度の浅さを生かした大きなボケ味を追求。9枚羽根の円形絞りを採用し、背景の点光源も含めて、より美しいボケ形状を実現しています。
最短撮影距離は従来レンズの0.3mから短縮され0.28mに。最大撮影倍率は0.18倍から0.21倍へ向上。広角レンズでありながら、被写体に接近した撮影が可能。ボケ味のきいた写真表現が可能です。
汚れが付着しやすいレンズ前面・後面にフッ素コーティングを採用。油分や水をはじきやすく、レンズに付着した油分なども簡単に拭き取りが可能です。
メカ構造を見直すことで、高耐久性と鏡筒部の高耐振動衝撃性を追求。さらにマウント部、スイッチ部、フォーカスリングなどに防塵・防滴構造を採用。
リアフォーカス+リングUSM(超音波モーター)により、高速で静かなAFを実現。さらに、高速CPUと最適化されたAFアルゴリズムで高精度化・最適化を達成。
AF後にシャッターボタン半押し状態でフォーカスリングを回し、ピントの微調整ができるフルタイムマニュアルフォーカス機構を搭載。
※ 従来レンズ EF35mm F1.4L USM(1998年12月発売)
- EOS 5Ds、1/80sec、F8.0、ISO160以前のモデルを見てみると、レンズの口径や筐体が大きくなったことがよくわかります。
このへんまで画質を求められる方は建築などの分野で撮影される方なのでしょうかね?
技術の進歩で、助かる方困る方、色々いらっしゃることでしょうね。
機械として考えるとオーバースペックは、大は小を兼ねるで、私としては有りだと思います。
使いたい人だけ使えば良いのですから。
商品仕様
商品コード:9523B001 JANコード:4549292-010237 ●APS-Cデジタル 一眼レフ装着時の画角:56mm相当(35mm判換算) ●レンズ構成:11群14枚 ●撮影距離範囲:0.28m~∞ ●最大撮影倍率:0.21倍 ●フィルター径:72mm ●最大径×長さ:φ80.4×105.5mm ●質量:約760g ●同梱アクセサリー:レンズフード EW-77B(単品希望小売価格:¥4,800(税別) 商品コード:9532B001 JANコード:4549292-010534)、レンズキャップ E-72 II、レンズケース LP1219