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ビデオ編集の練習の為に素材を撮影してきました。

これからのブログ更新及びビデオ編集練習の為に、素材を撮影してきました。

今回練習する編集は基本的にフイルムルックです。
その為に、カメラの設定をCanonLogにして、シャッタースピードは1/50に固定。
フイルムレートは24が設定できないので、23.976fpsとしました。

 

とりあえず、使えそうな所だけ抽出してランダムに並べたものをYouTubeに公開しました。
グレーディングもしてませんが、一部だけ今日欲しい所がありましたので、階層作って並びだけ編集しています。
あとは撮って出しのデータです。
勿論ダビンチを使っての編集の練習ですので、設定はメディアに合わせてやっています。
メディアに合わせてやると、データの最適化をせずに編集することが出来ます。
まあ、自分は3分程度の動画しか作らないので出来るのだとは思います。


この素材を使って、カラーグレーディングやエフェクトなどの練習に使って、それをブログにしていきたいと思っています。

素材映像はこちらです。

撮影場所は福岡市の油山観音です。
私が大好きな場所でもあります。
以前はアナログスタビの練習場でもありました。
とても素敵な場所です。
ひばり観音もあり、美空ひばりさんのファンなら知らないと潜りと言われる場所です。
以前の方が私は好きでしたが、時の流れで変わってしまいました。
それも仕方が無い事なのかもしれません。

さて、この素材を用いて編集の勉強をしたいと思います。

Canon XC10を一年間使って振り返る。

cropped-xc10.png

昨年の6月27日に我が家にやってきたCanon XC10ですが、とりあえず買って良かったと言うのが1年間使ってきての感想です。

最初の出会いは、こんな感じでした。

カタログでしか内容を見ることが出来ずに、色々と勘違いしていたこともありました。
購入して一番困った事は、Canon XF-AVCと言うファイル形式でした。
まず、私の持っているソフトは対応していない事。
これが一番のネックでしたね。
その後、対応したEDIUSやアドビプレミアのお試し版を使って編集していました。
以前からEDIUSには苦手意識があり、覚えるまでに時間がかかりました。
お試し期限が来たので、次はアドビプレミアのお試しでしたが、こちらは使っていたことがあったので、さほど問題なかったです。
ただ、それまで使っていたベガスプロに比べると、直感的操作が出来ないと感じました。
一番簡単で愛用していたCyberLinkのPowerDirectorが使えないのがとても困りました。
その問題も、今年7月には解決しそうです。
ファームウェア更新でなんとMP4録画できるようになるからです。
簡単な動画はこれで楽になりそうです。
ファームウェア更新と言えば、AF速度もUPするそうです。
XC10はピントに甘さがあるというか、思った所にピントが行かないのですよね。
液晶画面をタッチしても反応しなかったりして、焦ることもありました。
その辺が、どれくらい良くなるのかが楽しみでもあります。
そして、対応ソフトではブラックマジックデザインのDaVinci Resolve 12.5が出てきてくれたおかげで、カラーグレーディングがとても楽しくなりました。
その様子は、昨日の映像でもご覧いただけます。

このカメラは、かなり機能を特化し個性のあるカメラなのですが、思いの外YouTubeでも使っている人が少ないのかなぁと感じます。
私の勝手な思い込みかもしれません、しかし今やSONYやパナソニックのミラーレスが幅を利かせているので、XC10の影が薄いのかもしれませんね。

使っている者としては、ちょっと残念だけど逆にコアなファンとしていられるのが嬉しい気もします。

基本、私の動画は移動しながらのワンマン撮影なので機動力に重視した道具でなければなりません。そして高画質も欲しい所です。
そんな要求に答えてくれるカメラでした。
一つだけ残念なのはパワーズームで無い事位でしょうか。
まあ、これも割り切り方次第なんですけどね。
最初からレンズ交換が出来ない機種なので、その点では諦めが付いていますし
無理のないレンズ構成なので、映像に違和感を感じません。
何よりもビットレートが高いので、とても気持ち良い映像に仕上がります。

私は最初、使い方がわからなかったので、AV(絞り優先で)撮影していました。

しかし納得する絵にはなりません。
もちろんTV(シャッタースピード優先)でもダメでした。
何がダメって聞かれても、これって言えないのです。
そして、フイルムルックを念頭に撮っていたので勿論Canon Log24Pでの撮影をしていました。
この設定で撮影していると、夜間や複雑な光の状態では全然ダメなんですよね。
半年ほど、こんなものなのかなぁと疑問符を持ちながら撮影していました。
夜のライブハウスで撮影した物も不調に終わり、このカメラへの愛着も薄まって来た頃、カメラマンの友人の一言で道が開けたのです。

そうです、マニュアルで撮ればよかったのです。

カメラマンの友人は、自分はマニュアルでしか録ったことが無いと教えてくれました。
私は、いつも被写界深度を気にしていたので、AV(絞り優先)でしか撮影していませんでした。

それではと、M(マニュアル)モードで撮影してみると、今までとは全然違う映像が撮れ、これだーと思いました。
勿論、シーン毎の設定は必要ですが、これだけ違うのであれば苦ではありません。
それでもログで撮影していると、編集がとても大変になります。
カラーグレーディングに、かなり時間を割くことになるからです。
それを解決してくれたのがDaVinci Resolve 12.5でした。
しかしながら、このソフトでは4K出力が出来ません。(無料版だから)
それなら、HDで出力すればと思ったのです。
4K撮影をHD出力すると、普通のHD映像より格段によくなります。
まだまだ、4Kで見ることが出来ない方が多いので、その方が良いかもと思った次第です。
それは大正解でした、カラーグレーディングが格段に早くなりました。

そして、私が移動撮影するのに使っているのがカメラスタビライザーなのですが、このカメラになって軽くなり随分楽になりました。
最初は、FlycamC5に乗せてベストとアームで撮影していましたが、段々楽を求めるようになりFlycam Nano HDに乗せて手持ちで撮影、そして最近はBeholder DS1に乗せて手持ちで撮影するようになりました。

ベストとアームで撮影している頃は、素人とは思われないので、多くの人の中に入っても 避けてくださる利点がありました。しかしながら重くて重労働。持ち出しも大変でしたので手持ちでやりたいと、Nano HDを使い始め、その後、友人のBGを見せてもらって一目惚れしてDS1を購入。DS1になってからは、周りの人が意識せずにすれ違うようになりました。
ただ、どのスタビを使っても、歩き方が悪いのか上下の揺れは消えないままです。恥ずかしい。

そんな歴史を動画でご覧頂きましょう。

まずは、Canon XC10 とFlycamC5にベストとアームで撮影したテスト映像です。

次はCanon XC10 とFlycamNanoHDで撮影したテスト映像です。

これは、Canon XC10 とFlycamNanoHDで撮影した実践映像です。

これは、Canon XC10とBeholder DS1で撮影したテスト映像です。

これは、Canon XC10とBeholder DS1で撮影した実践映像です。

 

どうでしょうか?スタビによる映像の違いが分かりますでしょうか?

そして又このカメラの魅力でもあるFirst & Slow映像です。
最初にFirstでタイムラプス映像を御覧ください。

そして、Slowで1/4映像を御覧ください。

もちろん、三脚に乗せて普通のビデオカメラのように撮影すると、ズームも綺麗に撮影することが出来ます。

今年も始まった博多山笠の映像で御覧ください。

どうでしょうか?
Canon XC10の魅力が少しでも、おわかりになられたでしょうか?
まだまだ、下手くそなので勉強と練習を重ね、少しでも素敵な映像が撮れるよう精進します。
はやく、分割払い終わらないかなぁ。^^;

最後までお読み頂き、誠に有難う御座いました。

熊本頑張れ!



映写人はTRD Beholder DS1 導入しました。

この度、映写人では天神ビッグバンを10年追っかけるために新しい機材を導入いたしました。

以前、映写人でも紹介したTRD Beholder DS1です。

町中で三脚を立てづらいのでスタビライザーを使って綺麗な映像を撮りたいと考えました。

それならアナログのスタビライザーでも良いのではと思われるでしょうが出来るだけ目立たない感じで撮影したいので、アイスクリーム型を選びました。

これまで福岡街歩きで沢山の映像を撮影してきましたが全然面白くないと自分自身思っていました。

それは、ただ風景を撮って回るだけの映像だったからです。

映像のプロの方には、自分の言葉を入れなさいとアドバイスを頂いておりましたがもともと、滑舌が悪く出てくる言葉がトンチンカンだったりするので、ためらって出来ませんでした。

今回Tuka3desuビッグバン宣言で、自撮りすることを決意いたしましたので可笑しな言葉でも自分の言葉で話を入れることにしました。

初めて開封動画や設定動画で自分自身を出してみたのですが、やはり恥ずかしいです。

2度見たくないのですが、10年は頑張りたいと思っています。

そんなこんなで、最初に撮影したのは開封動画です。

このスタビライザーを導入する上で色々な事がありました。

なぜTRD Beholder DS1を導入することになったかは以前のブログを御覧になった方はご存知と思います。

できるだけ目立たせないため、FilmPowerのRoxorを導入したのですが、あっという間に壊れてしまい修理のためにメーカーへ送りましたが一ヶ月経とうとしているなか、何の連絡もないままでいます。

これには憤りを感じ、自分でも買えるBG(ブラシレスジンバル)は無いかと探した結果TRD Beholder DS1が出てきた訳です。

早速Ebayで検索し、良さそうな物をポチったのです。

すると、ショップから製品に問題が有り20日程待って欲しいと言われました。

私としては、出来るだけ新しい製品が欲しかったので快諾しました。

そんなこんなしていると、ショップから靴下が送られてきました。???

何故に靴下を送ったのかと聞くと、プレゼントだといいます。

彼らは中国語を翻訳機能で英語にして私に話しかけてきますが、それを日本語に翻訳すると意味がぜんぜんわかりません。

仕方がないので、私が日本語を翻訳機能で中国語にして話しかけると意味がわからないらしく、お互いがギクシャクしてきました。

桜の時期でもあるし、私としては早く欲しいと思いだし、それを伝えるとDHLで送れば早くつくと言うので支払いをしようとすると何故かPayPalが使えず諦めました。

そこでEMSで送ってもらうことにしたのです。

しかし、日本から中国に送るときは3日デ届くのに中国からは8日かかりました。

もう、桜が散ってしまうのではという焦りと言葉が伝わらない苛立ちが相乗効果になって最初急いでいなかったのに今になって早く来いとイライラして待っていました。

そんなTRD Beholder DS1が届いて開封動画を撮影しました。

早速開封し始めると、別の箱が出てきました。

これは何だろうと開けてみてビックリ、専用充電器が入っていたのです。

不信感を感じていたショップが、気を利かして入れてくれたのです。

これには本当に驚きました。感謝感謝です。

そして、もう一つ驚いたことが。

本体を見てみると赤いノブが付いていたのです。

新しい機種は黒いノブのはずなんです。

その時、私は勘違いをしてしまいました。

初期型の製品を入れたので、埋め合わせに充電器が入っていたのではないかと。

喜んだだけに、崖から落とされた気分でした。

だが、開封を進める中で三脚のネジ穴が3/8だと言うことに気が付きました。

これは、新型の証拠なんです。

これで落ち込んでいた気持ちも晴れ晴れになりました。

次に設定動画を撮りました。

初めて設定して感じたことは、YouTubeで見ていた程簡単では無かったです。

それはそうですよね、アナログでは凄く時間がかかる設定です。

BGと言えでも、そんなに簡単なはずがありません。

凄く微妙な出し入れが必要なんです。

ただ面白いと思ったのは、アナログはとにかく並行に合わせますが、デジタルは何処の位置でも止まるように設定します。

なれると、こちらのほうが断然簡単だと感じました。

とりあえずバランスが会う頃には寝る時間に。

翌日はちょうど日曜日で休みだったので、早朝からテスト撮影に出かけました。

これがテスト動画です。

リモートコントローラーを別途に用意したのですが、アメリカのラジコン店にしかなく4000円位で買えると思っていたのですが送料なんかを加えると6000円を超えてしまいました。それでも1Mではなく2Mを選びました。

ジブなどで使うときにはその方が便利でしょう。

最初、本体にA型のUSBの差込口しか無いと思い込み、使えないのではと焦りました。

ショップの注意書きには、製品のバージョンによっては使えないものがあるということだったからだ。

古い製品が届いたと思ったのは、そのせいでもあった。

だけど、あとあと本体の横にMicroUSBの差込口があることに気が付き、やはり新型だと改めてホッとした瞬間でした。

私は、思い込みが激しいのが困り者です。

話が長くなりましたが、テスト撮影にも、このリモコンを使ってみましたが最初から失敗ばかりでした。

手持ちで撮影する場合には必要のないものでした。^^;

実際に撮影して色々覚えたのですが、真っ直ぐ歩くにはロックモードが綺麗に撮れるようですが曲がるときにはジョイスティックを使う必要があります。

フォローモードで撮影するときはジョイスティックでの可動はしないほうが良いですね。

スタビを使って撮影する時は、とにかくパンやチルトはゆっくりのほうが良いですね。

逆に超高速もありかも。

そして無意識に左右に振らないこと。すごく違和感がある映像になります。

できれば、パンやチルトでは無く、写している面と平行に移動するのが一番だと感じました。

そして、スタビを倒してみると、きつい場所でモーターがノイズを出すことがあります。

これは、モーターが無理して本体と共鳴しているようです。

それを解消するのには、少し位置を戻してやる事で音がしなくなりました。

また、使っているうちにノイズが消えたことが凄く不思議で、もしかして学習機能が備わっているのではと感じた次第です。

今までは、私もスタビを持つと走ってみたり細い道を通ってみたり、どこかで見たことがるテストをしていましたが

実際の撮影で、そういう事をすることは殆ど無いので、時分の撮影スタイルに合わせたテストをしてみました。

地味ですが、私と同じような思いの人もいるのではないかと考えました。

いよいよ、思っていた機材が揃ったので、福岡これからの10年を綺麗な映像で切り取って残して行きたいです。

今の時代を知らない子どもたちに残していきます。

皆様、これからも映写人をよろしくお願いします。

Tuka3desuTVは3分程度のダイジェスト版専用サイトにします。