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Canon XC10意外な弱点その2

Canon XC10を使って、歩きながら4Kで撮影して見ました。
すると、見事にゆれゆれ。
そこで、手ぶれ補正(パワードIS) ON!!
何故か、スタンダードしか使えません。
(ダイナミックもあるが表示されない)
これでも大丈夫かと思い、歩いてみると、少し良くなったかなぁ程度です。
このカメラ、歩きながらの撮影は無理だと感じました。

4KTVでこの映像を見たら気持ち悪くなることでしょう。
4KTVでは、揺れは禁物ですからね。

それでは、この部分の説明書を読んでみると、スタンダードは静止して手持ちで撮るときに使うとのこと、又、ダイナミックは歩きながらの撮影で使うとのことでした。

それでは、なぜダイナミックが表示されないのでしょう。
これが弱点とも言える部分です。
なんと、4Kではダイナミックが使えないのです。

実際にはHD画質でないと、ダイナミックが使えないとのこと。
意味は分かります。たとえばこのカメラが4.5Kやそれ以上ならダイナミックも使えるのでしょうが、4Kでは切り取れないと言うことでしょう。

それは非常に由々しき問題で、4K画質を好んで撮影しているのに4Kで歩きながら撮影することが出来なければ意味がないのですから。

まあ、そんな時の為に、スタビライザーを持っているのですけどね。
実際に、スタビライザーを使っている人が、揺れている映像を見ると許せないところがあります。
(私の場合下手なので、多少は許せます。)

しかし、あの重たい機材を運ぶだけでも大変です。
そこで、新しいスタビをポチることにしました。
予算は1万円前後です。

ありました。

私の初スタビライザーでもあります、Flycam Nanoです。
このスタビには凄く思い入れがあります。
上手くいかなくて、ずいぶん改造もしました。
結局、FlycamC5を購入して、Flycam Nanoの出番は無くなりました。

しかし、Flycam Nanoも、ここ数年で随分進化しました。
私が今回ポチッタFlycam Nanoには、サブネームがあり、その名は「DSLR Nano HD」と書かれています。

このモデルは、Flycam Nanoと言うよりも、グライドカムによく似た形をしています。まあ、一般にいうパクリ的な形ですね。

この進化で気に入っているのが、雲台とおもり部分です。
雲台はとても進化していて、すごく調整がやりやすくなっています。
まあ、この辺がグライドカムそっくりでもあるところです。

そして、おもり部分も、広げることでバランスが良くなる構造をしています。
まあ、これだけでもOKなのですが、一番のメリットは安価だということ。

以前のFlycam Nanoは1万円弱で購入できました。
しかしこれだけの進化と、おまけが2つついているので5000円近くの上乗せは仕方がないのかもしれません。

 

これで、バランス調整も簡単です。

そしてグライドカムと比べれば、ずいぶん安いのですから。

なぜFlycamC5を持っているのに、いまさらNanoなのかと言いますと、軽さと携帯性ですね。
FlycamC5は、私には重すぎます。

かさねて、Canon XC10が軽くバランスが良いカメラである事も理由です。
以前、EOS7Dでバランス取りをするときは、あまりにも難しく泣きそうになりましたからね。
実際に撮影するときの重さにも耐えられませんでした。

今回は、その辺を克服できると良いかなと考えております。
また、Flycam Nanoの進化をお見せできるのも楽しみの一つとなっております。

以前に紹介した彼らのようにアクティブに撮影が出来たらいいなぁと考える今日このごろです。