皆さん、ULTRA HD PREMIUMと言う規格をご存知だろうか?

TV業界の新しい規格なんですよ。4K+HDRの組み合わせで作られた規格だそうです。
ようやく、4K映像を撮影し編集できるようになったと喜んでいたらこれです。

私としては、4Kを扱うことが出来たら、しばらくは安泰だと思っておりました。
まさかHDRまでプラスされるとは。

私の愛器XC10では、CanonLog8bit撮影が可能ですが、HDRとなると10bit/12bitが必要になるそうです。
Canonのカメラでは、C300以上のCanon Log2が撮影できる機種しか対応できなのですよね。多分。(素人なのでよくわかりません)
もう、技術の進歩が早すぎて、とてもついていくことが出来ません。

分かる人にはわかるのでしょう。
ULTRA HD PREMIUM規格をAV Watchの記事から転載します。

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発表されたUltra HD Premium Logoは、コンテンツ自身のスペック、再生・表示機器それぞれについてスペックが決められており、Ultra HD Premium Logoの機器とコンテンツの組み合わせで再生した場合に、映像クリエイターの意図・意思が再現されることが保証される。

また制作コンテンツの“見え方”を保証するため、コンテンツ制作に使うマスターモニターの環境も規定されている。コンテンツマスタリングのスペックは、ほぼUltra HD Blu-rayの4K/HDRコンテンツとものと同じで、4K解像度、BT.2020(広色域)、SMPTE ST2084(PQカーブ)、10bit色深度を満たすことをクリアしたコンテンツにUltra HD Premium Logoを付与することが許可される。制作現場に使うマスタリングモニターの基準の推奨も行ない、DCI P3(デジタルシネマ用のフィルム色再現を意識した広色域規格。BT.2020よりは狭い)を100%再現でき、ピーク輝度1,000nits以上、黒レベル0.03nits以下という要求値を満たすマスタリングモニターで制作しなければならない。

一方、コンシューマ側のディスプレイ規格……すなわち、テレビ側に求められるスペックはかなり高い。我々が選べる……つまり自分で購入する機器はこちらなので、要求スペックが高いところで決められている点は歓迎できるが、当初は最上位モデルしか採用できないかもしれない。

映像入力として4K、BT.2020、10bit、HDRに対応するのは当然だが、表示性能に関してもDCI P3の90%以上の色再現能力が求められる。さらに、ピーク輝度は1,000nits以上、黒レベルは0.05nits以下だ。これらの数字は、上位モデルのテレビであればクリアできるが、現状、ミドルクラスの製品はクリアできない。ただし、中長期的にはこの基準がきっかけになって、ミドルクラスのテレビ画質が底上げさせる可能性もある。

上記は液晶テレビを想定したもので、OLEDテレビに関しては別枠でスペックが規定されている。異なるのは輝度に関するスペックのみで、ピーク輝度540nits以上、黒レベルが0.0005nits以下だ。ピーク輝度こそ半分程度だが黒レベルが低いためコントラスト比で言うと液晶向けの規約に対して54倍もあるため、暗めの視聴環境では優れた映像が愉しめると予想される。

このロゴプログラムに沿ったテレビが、各社から今年発売されることになる。前述したように、Ultra HD Premium対応テレビへの要求スペックが厳しいため、単に4Kパネルを搭載するだけでは基準を満たせない。したがって、Ultra HD Premium対応テレビにおけるメーカー間の画質差は、近年になく大きなものになるだろう。

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もう、何がなんなんだか?
出力側に規定が出来れば、入力側も頑張ることでしょうから、新しいカメラもガンガン出てくる事でしょう。
このところの展示会では、各社 モニターやカメラでこの規格の物が発表されているとのこと。
少なくとも、少しでも早めにLOGに取り込んでいて良かったかなぁと思う次第です。

普通のテレビ番組では大した変わりはないのでしょうが、映画などでは、凄い進化になるのかもしれないですね。

アマチュアレベルでも、できるだけ綺麗な映像を残したいと思う今日このごろ、この先どうなるのかが気になる所です。

 

 

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