Canonは12月にEOS C700を発売することを発表しました。
昨日Canonは、遅出しだと言ったばかりだったのですが出してきました。
まあ、一般人には手が出ない300万から330万円の機種なのですがCanon党としては嬉しい気もします。
何故なら、今回新開発されたセンサーを使ったことです。
形は、今まで拘っていたカメラの形をボックス型に変えてきました。
REDとBlacmagic Desainの中間的形です。
自社コーデックでは4K60Pを内部記録できますが、Apple ProRes4K60Pを記録するには、他社レコーダーを使う必要があるようです。
C700はローリングシャッターですが、C700GS PLはグローバルシャッターで全画素同時記録のため、高速で動く被写体も歪無く記録することが出来ます。
ローリングシャッターのC700も高速画像読み出し回路を使用して歪の少ない映像を記録するそうです。
また、ACESproxyという技術により、撮影時と編集時の色味を一緒にすることが出来るそうです。凄いなぁ。
フレームレートも1f~240fまで細かく指定できるとか、ただし2Kまで。
CanonLog3により、HDR映像にも対応しています。
コレは今まででもでしたね。15ストップの階調が記録できるのが違うところでしょうか。
アナモフィックレンズに対応らしいですが、使ったことがないので、よくわかりません。
その他は、CanonのHPを御覧ください。
詳しい内容はCanonHPの記事を転載します。
基本情報
EOS C700ボディー(EFマウント)
NEW 2016年12月下旬発売予定
- 希望小売価格
- オープン価格
EOS C700 GS PLボディー(PLマウント)※
NEW 2017年1月下旬発売予定
- 希望小売価格
- オープン価格
- ※グローバルシャッター搭載モデル
おもな特長
- 4K撮影・記録4K 60P(MXF)内部記録、ドッカブルレコーダーへの120P RAW記録を実現。さらにProRes対応など、4K制作用カメラとしての基本性能を追求しました。
- Dual Pixel CMOS AFシビアなピント精度が求められる4K映像制作に対応。高精度・高速なAFと、その技術を展開したMFアシスト機能により撮影を効率化します。
- 運用性/拡張性新開発のモジュール構造を採用。システムアクセサリーとの連携でシネマカメラとしてはもちろん、EFPカメラとしても運用することが可能です。
4K撮影・記録
4K/60P内部記録
スーパー35mm相当の大判CMOSセンサーや、高い処理能力を持つ映像処理プラットホームを3基搭載した「トリプル DIGIC DV 5」などにより、広ダイナミックレンジの4K/60P※を内部記録できます。記録フォーマットは従来のXF-AVCに加え、新たにApple ProResにも対応。用途に応じてフォーマットの選択が可能です。
- ※CFast 2.0カードに内部記録可能(XF-AVCのみ。Apple ProResは4K/30Pまでとなります)。Apple ProResの4K/60P記録にはCodex社製レコーダー「CDX-36150」の装着、およびファームウエアの更新が必要です(2017年3月下旬提供予定)。
4K/120P RAW記録に対応
(Codex社製レコーダー「CDX-36150」装着時)Codex社製のレコーダー「CDX-36150」を装着することで、最大120Pの4K RAWを記録することが可能です。また、最大4.5K/100PのRAW記録にも対応※。高精細で滑らかなスロー映像が得られます。
- ※4.5K/100PのRAW記録にはファームウエアの更新が必要です(2017年3月下旬提供予定)。
Codex社製レコーダー CDX-36150
Codex社と協業し、カメラと一体化するドッカブルRAWレコーダーを開発。Codex Capture DriveにCANON Cinema RAW RMFファイルを出力できます。また、今後ファームウエアのアップデートにより多彩な収録フォーマットに対応する予定です。
グローバルシャッター対応
EOS C700は、ローリングシャッターを採用。高速な画素読み出し回路によりローリングシャッター歪みを低減しています。またEOS C700 GS PLはグローバルシャッターを搭載。全画素を同時に露光することにより、高速で動く被写体も歪みなく撮影することが可能です。
ACESproxy対応
ACESproxyの最新規格であるACESproxy 1.0に対応。対応した機器と接続することにより、撮影現場と編集現場で映像の色味を一致させることができ、作業効率の向上に貢献します。
ハイフレームレート対応
撮影フレームレートを1fpsから最大240fps(2K Crop記録時)まで細かく設定することが可能。印象的なスローモーション映像を実現します。
HDR制作サポート機能
最大15Stopの広ダイナミックレンジ
キヤノン独自のCanon Logに加え、最大15Stopの広ダイナミックレンジを持つCanon Log 2、14Stopのダイナミックレンジと簡易なグレーディングを可能にするCanon Log 3を備えています。明るい窓の外の風景と暗い屋内の様子のようなシーンでも、ディテールを残した撮影を可能にし、HDR映像の制作に好適です。
SMPTE ST 2084をサポート
高精細な有機EL電子ビューファインダーEVF-V70(別売)装着時や、対応ディスプレイに接続することにより、撮影現場でSMPTE ST 2084規格のHDR映像を確認できます。
デュアルピクセルCMOS AF
- ※EOS C700 GS PLは非対応
デュアルピクセルCMOS AF
撮像面で位相差AFを行うデュアルピクセルCMOS AFに対応。すべてのEFレンズ※で高精度なオートフォーカスが可能です。測距エリアは画面内縦横約80%の範囲内で自由に設定可能。シビアなピント精度が要求される4K撮影を効率化できます。
- ※マニュアルフォーカスレンズを除きます。
充実のAFモード
ボタン押下時のみフォーカスを駆動する[ワンショットAF]、動体撮影に適した[連続AF]、AF信頼性が高いとカメラが判断した場合のみレンズを駆動する[AF-ブーストMF]から選択できます。また、顔検出AF(顔優先/限定を選択可)や追尾も可能で、ワンマン撮影を強力にサポートします。
AF速度/レスポンス設定
AF速度(10段階)とAFレスポンス(7段階)を調整できます。また、AF速度を常時適用するか、記録中のみ適用させるのか選択が可能です。
デュアルピクセルフォーカスガイド
測距情報とレンズの距離情報を利用したデュアルピクセルフォーカスガイドを表示※。前ピン、後ピンがひと目で把握でき、スムーズで厳密なピント合わせが行えます。さらに、あらかじめ設定した位置へ瞬時にガイド表示を移動できるプリセット機能も備えました。
- ※マニュアルフォーカス時、およびワンショットAFの非動作時に有効。
運用性/拡張性
新開発モジュール構造
システムアクセサリーとの連動で機能を付加するモジュール構造を採用しました。シネマカメラとして複数人で操作することも、ワンマンで撮影に臨むことも可能。さらに、EFPカメラとしても運用できる、高い拡張性を実現しています。
アナモフィックレンズに対応
シネマ撮影で使用されるアナモフィックレンズに対応。通常のレンズでは表現できない独特なフレア、ボケ味を映像表現に活用できます。有機EL電子ビューファインダーEVF-V70(別売)やMON.端子からの出力時には、メタデータのスクイーズ倍率(×2.0/×1.3/切)に連動させるほか、モニタリング倍率(×2.0/×1.3)を選択することもでき、2.39:1のアスペクト比で映像を確認することが可能です※。
- ※2Kで撮影した映像はHDMI出力時もモニタリング倍率を適用できます。
Full HD/120P、クロップ時240P記録に対応
Full HD/120Pに加え、最大240P(クロップ撮影)のハイフレームレートによる撮影・内部記録に対応。滑らかなスロー再生が可能です。
放送用レンズ対応
別売のB4マウントアダプターMO-4E(EOS C700用)/MO-4P(EOS C700 GS PL用)を使用することにより、B4マウントの放送用ENGレンズを装着できます※。
- ※放送用レンズ装着時は、Full HD 50i/60iのみ記録可能です。
【対応ENGレンズ】
HJ14e×4.3B IASES、HJ18e×7.6B IASES、HJ24e×7.5B IASES、HJ17e×7.6B IASES、HJ22e×7.6B IASES
- ※2016年9月現在
多彩なワークフローに対応
Canon Cinema RAW Development 1.5
新しいRAWファイルのデータ特性に対応したCinema RAW Development1.5を無償ダウンロード提供。 新規現像プロセスに対応したほか、アナモフィックレンズ対応や、HDRモニタリング、Canon Log 3、ACES1.0対応するなどEOS C700の特性とポテンシャルをフルに引き出します。
動作環境
Windows Windows 10(64bit)、Windows 8.1(64bit)、Windows 8(64bit)、Windows 7(Service Pack1 64bit) Mac Mac OS X 10.8、10.9、10.10、10.11 【主な特長】
- 1.アナモフィックレンズ対応 (プレビュー、エクスポート)
-
- アナモフィックレンズで撮影したクリップのデスクイーズ処理に対応(1.33倍/2倍)
- 2.HDRモニタリング対応
-
- 本ソフトウエアから外部モニターにSDI出力する際、SMPTE ST.2084に対応したLUTを適用して出力
- 3.Canon Log 3対応
-
- 表示設定のガンマにCanon Log 3を適用
- エクスポート時にCanon Log 3を適用
出力ファイル:DPX, ProRes(Mac)
- 4.ACES1.0対応
-
- 本ソフトウエアからのエクスポートでACES1.0に対応
出力ファイル:OpenEXR - 表示文言をACES1.0準拠文言に修正
- 本ソフトウエアからのエクスポートでACES1.0に対応
Canon XF Utility 3.2
XF-MPEGおよびXF-AVCに対応した動画データの、取込み・再生・管理と、静止画データへの切り出し(XF-AVCのみ)に対応したソフトウエアを無償ダウンロード提供。 EOS C700で撮影した高ビットレート動画のリアルタイム再生に対応し、ストレスのない作業が可能。Canon Log 3やアナモフィックレンズにも対応します。
動作環境
Windows Windows 10(64bit)、Windows 8.1(64bit)、Windows 8(64bit)、Windows 7(Service Pack1 64bit) Mac Mac OS X 10.8、10.9、10.10、10.11 【主な特長】
- 1.高ビットレート動画データのリアルタイム再生
- 表示解像度1/2のとき、4K 60P/50Pクリップをコマ落ちのないリアルタイム再生が可能。EOS C700の高ビットレート動画をストレスなく扱えるハイパフォーマンスを実現。
- 2.Canon Log 3対応
- Canon Log 3が適用されたMXFファイルに対応。1D/3D LUT適用後の画のプレビュー表示/静止画保存やガンマ名表示が可能です。
- 3.アナモフィックレンズ対応
- アナモフィックレンズで撮影したクリップに対するデスクイーズ処理(1.3倍/2倍)に対応。デスクイーズ処理後の絵を中央クロップしてプレビュー表示、静止画出力することも可能です。
ワークフロー
【その他の機能】
○CFastダブルスロット
○NDフィルター内蔵(0/2/4/6 Stop、拡張時8/10 Stop)
○Cooke/i Technology対応※
○DC出力2系統(12V、24V)
○リモートコントローラーRC-V100対応
○IDX Vマウントバッテリー対応
○IPストリーミング対応- ※EOS C700 GS PLのみ
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