「だってブラックマジックデザインが好いとっちゃん」カテゴリーアーカイブ

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの事がよく解る映像です。オーナー必見

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの紹介です。
システム5御中で行われたブラックマジックデザインのセミナー映像を公開していらっしゃいます。

ユーザーとしてはとても良い映像を公開して頂いて感謝です。

 

このセミナーはこのカメラを買ってもらう為のセミナーだとは思いますが、ユーザーとしても周辺機器の情報などあり、とても興味深いものです。

 

 

このセミナーでは製品概要 何故BMPCC4Kを使うのか? 周辺機器の紹介 DaVinci Resolve15で映像編集の5つの説明となっています。

 

この中で私が注目したものを抜粋して紹介します。

デュアルネイティブISOについて

基準はISO400&3200なんですが、中間のISO1000と1025を選ぶときに注意が必要らしくISO1000はISO400のゲインを上げるのでノイズが増えるのですが、ISO1025はISO3200のゲインを下げるので、ISO1025で撮影したほうがノイズが少ないとのこと。

FALSEカラーについて

フォルスカラーで赤になると白飛びしてしまう、紫が潰れてしまう所でピンクは肌色に適正だと言うことらしいです。

マニュアル翻訳したときには、イマイチ意味がわかりませんでした。

 

周辺機器での話

外付けSSDについて

外付けSSDの話では、SAMSUNGT5の500GBと1TBでは読み込み速度が違っていて、1TBの方が読み込みが早く対応できるフォーマーとが多いそうだ。これは早く教えてほしかったなぁ。
認識しない問題も、このせいなのだろうか?これから売り出されるWise製のSSDが良さそうな気もします。

 

どのコーディックを使うかについて

RAW3:1とProRes422HQのデータレートが余り変わらないので、12Bitが使えるRAW3:1がお勧めらしいです。
BLACKMAGIC RAWが今後導入されて使えるようになると、RAW3:1のデータレートは変わらないが、12:1を使えば12ビット収録で32MB/sのデータレートになるのでSSDでも十分収録が可能になるらしい。
これ早く使えるようにしてほしいですね。

レンズについて

レンズのお勧めの話では、例としてYouTubeでの撮影サンプルで使われていたPanasonicのLUMIX GX VARIO12-35mm/F2.8でもとても綺麗な映像が撮れていたことを紹介されました。また、レンズ内スタビライザー付きのレンズ オリンパスのED12-100mmF4.0 IS PROが相性が良いとの事です。

レンズアダプターについて

やはりMetabones Speed Boosterが紹介されてますね。
注意点としては、Bmpccで使われていた専用を使うと絵が切れるとのことなので、汎用のアダプタがお勧めとのこと
私の使っている安物は、紹介されませんでした。^^;当然ですね。それでもAFは非対応らしいです。
それなら安物でもいいや。きれいに写ってるし。

 

バッテリーについて

バッテリー一個で30分から40分持つと言われているそうですが、そんなに持ったためしがありません。
私の感覚では20分持てば良い気がします。
やはり外部電源は必要だと思います。

ケージについて

Tiltaの専用フルゲージも紹介されてましたが、凄いですね。
あそこまでやると、違うカメラになった気がします。

 

DaVinci Resolve15を使った編集

LUTを使った編集

ノーマライズをするためにはLUTを活用するのが一番早くて良い方法だとの事と。
しかし、私は今まで良い結果が出たことがないので、全部自分でやる方法をやっていました。
それは、LUTの使い方を間違っていたようです。
最初のノードでLUTを当てて、白飛びした場合、次のノードで戻そうとしても戻らないそうです。
LUTを当てたノードで白飛びや黒つぶれを無いようにしてから、次のノードで変更する必要があるそうです。

カラーマネージメントを使った編集

プロジェクト設定画面でカラーマネージメントを選び、カラーサイエンスの欄をDaVinci YRGB Managedに変更して入力カラースペースをBlackmagic Design Pocket 4K Filmを選んでタイラインカラースペースと出力カラースペースをRec.709 Gamma2.4にしてタイムラインから出力への色域マッピングをなしにします。
変換したいフッテージを全部選んで入力カラースペースをBlackmagic Design Pocket 4K Filmに変える必要があるそうです。
これをやると、まとめてノーマライズ出来て時間短縮にもなり、お勧めの方法だそうです。
これはLUTと同じだそうですが、LUTよりきめ細かく変更されるそうです。
このカラースペース変換を使うと、LUTを使うのと違い、もとに戻すことが出来るそうです。

カラーホイール下のパラメーターの上手な使い方について

今まで使ったことが無かったのですが、コントラストやピボットなどのパラメータの裏に、2をクリックすることで色温やブースト、シャドー、ハイライトのパラメータが出てくるそうで、これが意外に使えるとか?
私は色温度をオフセットや色相で変えていましたが、ちゃんと色温のパラメータがあったんですね。知らなんだ。
ブーストって言うのは彩度より使いやすそうで、元々持っている色を強く出してくれるそうです。
シャドーやハイライトを使うことで、細かく設定できるとか?
ミッドトーンディテールを使うと、シャープネスを使うより自然に4K映像のディテールが出るとか?これから多用しそうな裏技です。

出力の仕方について

YouTubeに出力する時の注意

以前、YouTubeに出力するときは、YouTubeタブをクリックしてデータを出力していたのですが、とても悪い結果が出ていたので、その後H.264のデータを書き出したものをYouTubeに出力するようにしていました。
それは、圧縮が強いので、元画像が違ったものになるからだそうです。
その時は品質の制限をゆるくするか、違うフォーマットで出力するほうが良いとの事。
それなら、今やっている方法が一番良いのかなと再認識しました。
結果的には、使わないほうが良さそうです。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K SAMSUNG SSD T5認識しない問題解決法

おくればせながら
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年早々困った問題をUPいたします。

それは、Bmpcc4Kを購入された方からの質問から始まりました。
Bmpcc4KとSAMSUNG SSD T5の接続問題が出ているとの事、問題ないか?との質問でした。
私としては、問題ないと思っていたのですが、問題ないのでは無く、余り使っていないから気が付かなかったのかもしれないということでした。

早速撮影に持ち出して使ってみると、カメラが認識するときと認識しない時が頻発する事となりました。

これは正常な状態です。92分と表示されています。
一度スイッチを切ってもう一度入れると認識されていません。
Cfast2.0は認識されていますが、SSDが認識されていません。

そういえば昨年こんな事がありました。

普段は、Cfast2.0とSDカードで事足りているので、SSDは使っていませんでした。
久しぶりに使ってみようとケーブルを繋ぐと認識しません。
コードが悪いのかと思い、USB3.1-タイプAのコードを使いPCに繋いでみると、ちゃんと認識しました。
そして、Cタイプのコードに戻しPCに繋いでみると認識しないので、コードの断線だと断定。
その旨をメーカーに問い合わせると、本体から全部を私持ちでお繰り返してくれとのアナウンスがありました。
今まで色々なメーカーに問い合わせて、こんな対応を受けたことが無かったので、印象が悪くなったと伝えると、私だけ特別だと言うことで、コードだけを着払いで送って下さいとのこと。
既にコードは購入したし、恩着せられてまで交換してもらわなくて良いと思ったので、送り返しませんでした。

今回、こんな症状が出て、もしかして断線ではなかったとか?

一応PCでも試したので断線で間違いないとは思いましたが、万が一私の間違えであったかもしれないと思うと、送り返さなくて正解だったかも。(汗)

こんな問題が出ていると教えてくださった方から聞いたのですが、ブラックマジックデザインも、その問題を把握しているとのことでしたので、ファームウェアのアップグレードで治ることを願っています。

この問題は、Blackmagic Camera 6.1をインストールしてカメラをアップデートすることで解決します。

話は変わって、ポータブル電源の話の続き

 

昨年購入したポータブル電源でを使ってみました。
30分使っても、4つあるインジケーター1つも消えること無く使えました。
これで安心して撮影できます。
V-マウントバッテリーを購入したとしても、取り付けるための付属品が色々いるので、私の使い方としては、これで事足りると感じましたよ。

Bmpcc4K及び周辺機器用にポータブル電源を導入してみました。

今年、Bmpcc4Kを導入して一番の問題が電池切れでした。
電源がある場所では何の心配もないのですが、電源の無い場所では、いつ切れるかわからない恐怖に付きまとわれました。
そこで、外部電源を用意することにしました。
本来であればV-マウントバッテリーが一番良いのでしょうが、私のコンセプトとしては手持ちの機材で出来るだけ安価に運用するがテーマなので、それは出来ません。


そこで、ポータブル電源であれば、普段遣いが出来るので一番合うポータブル電源を探してみました。
そして見つけたのが下記の商品です。
現在は、900円OFFクーポン付きでした。

さて、何故この商品を選んだかと言いますと、一番は大きさと軽さ、価格の安さ、そして容量です。
その中でも評判が良いものを選びました。


ケース入りです。
しっかりしたケースで持ち運びしやすいです。

同梱されているものは、充電用のAC電源とカープラグ用のアダプター(本体充電用ではありません)説明書と本体です。

届いた時は50%充電されていました。それから充電を始めて満充電までは4時間かかりました。

とりあえずBmpcc4KとTASCAMの録音機とLILLIPUTモニターを一度に繋いでみました。
Bmpcc4KはAC電源プラグに、Bmpcc4K付属のACアダプターを使用しました。
TASCAMも電池食いで、電源の無い場所では使えない代物で、今まで眠っていましたが、今回はUSBで電源を取りました。
LILLIPUTのモニターは、今まで車に乗っていたものなので、シガーソケット仕様となっていて、AC電源は持っていない為のでシガーソケットを使っています。
何とか全部の電源が入りました。
問題は、使用可能時間なのですが、年内は仕事でテストすることが出来ません。
来年の報告となります。

大きさは見ての通りコンパクトです。
主な仕様はこちらです。
アマゾンHPから転載します。

  • 【圧倒的大容量、多用途】42000mAh強力バッテリー内蔵のポータブル電源は災害時、アウトドア、車中泊、ミニ冷蔵庫など様々な場面で大活躍!ご家庭の予備電源にも最適!
  • 【驚くほどコンパクト】Powkeyは業界で最も小型かつ軽量のポータブルバッテリー。高品質リチウムイオンバッテリーを採用し、大幅な小型化を実現し、容量の割に本体が軽い!
  • 【3WAY入力方法】ACアダプタ充電器と車充電器による充電だけではなく、ソーラーチャージャー(別売り)にも対応でき、完全に充電されるのはわずか6~7時間です。
  • 【7Way出力方法】本製品は2つ100V AC出力、4つUSBポート出力、1つDC出力、4つの内蔵LEDインジケータでバッテリレベルを便利に監視します。
  • 【高い安全性】バッテリ管理システム(BMS)を使用して、バッテリの使用率を向上させ、過電流、過電圧および過熱を防止し、バッテリ寿命を延ばす。付属品:ACアダプター、シガーソケットアダプター、専用防水防塵レザーケース、日本語取扱説明書、12ヶ月保証(※注文番号が保証書の代わりとなります)、カスタマーサポート。

 予算のある方は、V-マウントバッテリーを購入されるのが一番だと思います。
実際に使ってみて来年レポートさせていただきます。