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Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kに使うレンズって何が良いの?追記あり。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kが発表されましたが、このカメラに使うレンズは何が良いのだろう。

素人の自分としては、今使っているCanon EFやEF-Sレンズがコストも掛からず一番良いのですが、やはりプロが使うとなるとシネマレンズなのでしょう。
今日は、そういう高級レンズの話ではありません。
コスパを重視する私としては、レンタルでもシネマレンズを使うことは出来ません。
そこで、今考えている事を書いてみました。

まず、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは、マイクロフォーサーズマウントなので、そのままEFレンズを装着することは出来ません。
そこで必要なのはアダプターです。
これが結構ピンキリです。

一番お気に入りなのはコレ

電子接点付きでEF&EF-S対応です。

そして、一番有名なのはこれ

焦点距離が0.64倍になってF値も一段以上明るくなるそうで絶対的なパフォーマンスを持っていますが高価です。

そして こんな物もあります。

焦点距離が0.7倍になるそうですがEF-Sレンズは使えないと言うことです。

最後は、ただ取り付けるだけのアダプターです。全手動になります。

さてどれを選ぶべきでしょう。

予算があればこれですが私には、ちょっと敷居が高いです。
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それならこれ?
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流石に接点が無いのも使い勝手が悪いでしょう。

とりあえず、これは置いといて、レンズの話をしましょう。

スピードブースターが10万以上するのだから、最初からマイクロフォーサーズマウントのレンズを買ったほうが良いのだろうかとも考えました。
そこで色々見てみたのですが、あまり触手が伸びるものがありません。
色んな話を読んでいると、ある一本のレンズにたどり着きました。

シグマの18-35mm F1.8 DC HSM EF-Sレンズです。

YouTubeで見ても大変評判が良いようです。

そしてこのレンズとスピードブースターを組み合わせると神レンズになるとか?

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何故神レンズになるかと言うと、前に話したように倍率とF値の向上で、F値に関してはf1.1になるそうで勿論、画角もレンズ以上の広角になるのです。
マイクロフォーサーズレンズは周辺の光量が足りなくなることがあるそうで、その辺の問題も解決してくれるそうです。

そう聞くと、この組み合わせで欲しいですよね。
しかしながら、20万近くになることを考えると、やっぱり躊躇します。
とりあえず、お気に入りのアダプターを買うか?
最初からスピードブースターを買うか?
その分で、マイクロフォーサーズの高級レンズを買うか?
色々な選択を余儀なくされます。
どちらにしても、カメラが発売されてから悩めば良いことなのですが
この悩みが楽しくもあるのですよね。

さて、皆様はどんなレンズでこのカメラをお使いになるのでしょうね。
多くの方に聞いてみて、今後考えて行きたいとおもいます。

追記 平成30年10月19日

最近の噂ではM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO ED 12-100mm F4.0 IS PROが使いやすいとの話が出てきています。

高画質・高倍率と小型化を、高い次元で両立する光学設計

特殊レンズを贅沢に使用。高画質・高倍率と小型化を両立しました。

  1. DSAレンズ(Dual – super Aspheric Lens)
  2. 非球面レンズ
  3. EDレンズ(Extra-low Dispersion Lens)
  4. スーパーHRレンズ(Super High Refractive Index Lens)
  5. HRレンズ(High Refractive Index Lens)
  6. レンズIS用レンズ
  7. フォーカス用に駆動するレンズ

高画質化のために

DSAレンズを含む非球面レンズ4枚を効果的に配置することで、ズーム変動による収差の発生を効果的に補正。また、EDレンズを5枚用いることで、望遠側で課題となる色にじみを抑え、ズーム全域で中心から画面周辺まで高い画質を維持します。

小型軽量化のために

DSAレンズや、スーパーHRレンズを用いることで、レンズ構成枚数を最少にしました。また、DSAレンズは、従来よりも高屈折率の硝材を用いることで小型化を実現しました。

全域F4.0、開放F値が変わらない高倍率ズームを実現

高倍率ズームの望遠側のF値は暗いという常識を覆し、広角から望遠までズーム全域で開放F4.0を実現しました。

高速・高精度「FAST AF」を実現するMSC[*]機構

オリンパス独自の高精度レンズ加工技術が、ピントを合わせるためのフォーカスレンズを軽量化。駆動の高速・高精度化や、フォーカスレンズユニットの小型化を実現。また、オリンパス一眼カメラだからできる顔優先AFや瞳優先AF機能と合わせて、さらに高精度なAFを実現します。

  • MSC:Movie and Still Compatible

クリアな描写を実現するレンズコーティング「Z Coating Nano」

ゴースト、フレアを大幅に低減し、ヌケの良いクリアな描写を実現する新コーティング技術「Z Coating Nano」を採用。中心に空気の層を持つナノサイズの粒子を、レンズ表面に敷き詰めることで空気に近い屈折率のコーティング層を形成し、表面の反射を抑えます。
  1. 空気層
  2. ナノ粒子
  3. 入射光
  4. 反射光
  5. 蒸着膜
  6. レンズ

「5軸シンクロ手ぶれ補正」に対応

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」は、レンズ内手ぶれ補正機構を搭載し、オリンパスカメラ[2]のボディー内5軸手ぶれ補正機構と協調することで、5軸シンクロ手ぶれ補正に対応しました。

世界最強6.5段[3]の補正効果

5軸シンクロ手ぶれ補正で、6.5段[3]の補正性能を実現します。レンズ単独の手ぶれ補正時は、5段[4]の手ぶれ補正を実現します。

ぶれを抑えた動画撮影が可能

「5軸シンクロ手振れ補正」を使うことで、動画撮影時に発生しやすいぶれを抑えます。


レンズ先端から1.5cmの近接撮影を実現

高倍率ズームレンズでありながら、レンズ先端から(ワーキングディスタンス)1.5cmの近接能力を実現しました。

画角 ワーキングディスタンス 最短撮影距離 撮影倍率(カッコ内は35mm判換算)
広角時 1.5cm 15cm 0.30倍(0.60倍)
望遠時 27cm 45cm 0.21倍(0.42倍)

安心の「防塵・防滴」

ほこり、水滴の進入を強固にガードする12箇所の密封シーリングが、高い防塵・防滴性能を実現。どんな時でも安心して使えます。

PROレンズシリーズの上質感と操作性を踏襲

オリンパスの「PROレンズシリーズ」は、デザイン性と操作性を高いレベルで実現します。

上質なデザイン

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」は、金属ボディーならではの上質感を実現しました。

優れた操作性

  1. マニュアルフォーカスクラッチ機構
  2. IS切り替えスイッチ
  3. L-Fnボタン

マニュアルフォーカスクラッチ機構

オートフォーカスからマニュアルへ、瞬時に切り替えできる「MF(マニュアルフォーカス)クラッチ機構」。フォーカスリングを手前に引くことで、オートフォーカスからマニュアルフォーカスへ切り替えでき、置きピンでのすばやい撮影が可能です。

IS(レンズ手ぶれ補正)切り替え(ON/OFF)スイッチ

手ぶれ補正機構を使用するかしないかを、瞬時に設定できます。

L-Fnボタン

各種機能を割り当てできるボタンを鏡筒部側面に搭載。オートフォーカス停止をはじめ、カメラボディーのカスタム設定に応じた機能の割り付けが可能。撮影スタイルに応じた機能を楽しめます。

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Meike 16

最近は、この辺のレンズが一番良いのではと思うようになりました。

Blackmagic Pocket Cinema Camera4Kを手に入れたとして?

Blackmagic Pocket Cinema Camera4Kを手に入れたとして?どう使うかを考えてみた。

前回Blackmagic Pocket Cinema Camera4Kを買いだと述べたが、もし自分が手に入れた場合どう使うかをシュミレーションしてみた。

まず、自分の環境を考えてみると、レンズはCanonのEFレンズしか持っていないためにアダプターが必要となる。
それでなければ、マイクロフォーサーズレンズを用意する必要が出てくる。

マイクロフォーサーズマウントにアダプターを使用してEFレンズを使うと焦点距離が☓2にアダプターの倍率をかけたものになるらしく、50mmレンズであれば、100mmとか、☓0.7で70mmなどになるそうだ。
そう考えると、広角レンズは10mm位が必要となる。
私が持っている広角レンズはEF-Sなので、それに対応するアダプターが必要となる。

アダプターもピンキリ有るようで、数千円の物から何十万もする物もある。
アダプターに何十万もかけるのであれば、もっと良いカメラを買ったほうが良さそうだ。
なんで、そんなに価格が違うのかと言うと、安いものは手動の絞りだが高価なものはレンズ付きでAF/EFに対応し、スピードも早くAFの迷いが無いらしい。

私としては、安価で性能が良いものが望ましい。
そんな中で、これはと思ったのが下記の製品だ。

 

購入者の評価を見てみると、EF-Sレンズも使えるし、サードパーティのレンズでも使えたと有る。
価格も、安価な方だと思う。
多分これを付けて撮影に望むだろう。

また、マイクロフォーサーズレンズを購入する手もあるが、レンズ沼に陥ることは間違いなく、デジイチで懲りてCanonXC10を購入したのだから、使ってみて不自由が無ければ購入することは無いだろう。

さて、本体とレンズが揃えば撮影に移るのだがメディアの問題が出てくる。
CFast、SDカードに対応。USB-Cのコネクタにて外部のSSDなどに記録することも可能だとか。
SDカードでも4K RAWで収録可能だそうだ。

ちなみにLossless RAWで4K24fpsまで、RAW 3:1で4K50fpsまで、RAW 4:1なら4K60fpsまで収録が可能だそうだ。

収録時間だが、4KDCI、24fps、Lossless、256GBという条件で、18分。4KDCI、24fps、3:1、256GBという条件だと、40分とメーカからアナウンスがある。

となると256GBが必須となるだろう。

ここまででも、かなりハードルが上がってきたが、このデータを扱うPCの問題も出てくる。

DaVinci Resolve 15推奨のPCが随分高性能な物になってきているからだ。

以前のDaVinci Resolveであれば16GBのメモリーがあれば良かったのだろうが、Fusionが組み込まれたことで64G~128GBが推奨されている。

CPUはXeon Gold 6132 2.60GHz 96GB RAM 1TBのSSD 電源でさえ1000W推奨だ。
私のような一般人には気が遠くなるようなスペックだ。

これで、またまたハードルが上がってしまった。

しかしながら、オーバースペックのカメラだから、長く使えるという考えも有る。
必ず、そんなオーバースペックで撮影する必要も無いからだ。
いずれ、PCが進化し一般人にも、そのくらいのスペックのPCがが買える日も来るだろう。
私がPCを初めた頃は、HDDもGBなんて夢の夢でMBでさえ買えて嬉しかった時代もあった。
それを考えると、買える日も遠くない気がする。

Blackmagicのカメラの良いところは、価格が変わらない内容が変わらない所が好きだ。
日本のメーカーは次から次とバージョンアップしてくる。
だからといって、そんなに買い換えることも出来ない。
それなら、最初からオーバースペックだから、買い換えるスパンも長くなるだろう。
私ごときには、もうこれで十分過ぎるのだ。

そう考えると、このカメラで何を撮るかが問題になってくる。
やはり、目指すところはショートフィルム。
本来は、それを作るためにCanonXC10を購入した。
しかしながら、ボケ味はレンズ交換式には敵わない。
何と言ってもフイルムカメラと言われる所に魅力を感じる。
ビデオカメラではない所が新鮮なのだ。
子供の頃の8mm映像を思い出す。

私の撮影の目的は時代の記録である。
少しでも綺麗な映像で、今を切り撮る。
その時代の風俗を記録したい。
そのための道具なのだ。

いろいろ考える事で結局このカメラを手にすることを待ち遠しく感じる自分がここにいるのである。
果たして上手く切り撮れるかは、多少の疑問が残る。

 

Canon EOS C300 Mark II発売日は2015年9月17日

私には高嶺の花のカメラですが、購入する気持ちで内容を見て行きたいと思います。

CanonのHPを転載しながら内容を見ていきます。

新開発4K対応スーパー35mm相当CMOSセンサー

写真:4K対応スーパー35mm相当CMOSセンサー

有効約885万画素(4096×2160)、スーパー35mm相当のCMOSセンサーを自社開発。4K(DCI)/QFHD、2K(DCI)/FHD映像を撮影可能。さらなるS/N比の向上、信号読み出しの高速化により、高品位な映像記録を実現します。

ビデオも有効画素数が885万画素になりました。
私のXC10よりももっと多い、4096×2160を撮ることが出来ます。

新映像プラットホーム、デュアルDIGIC DV 5

写真:デュアルDIGIC DV5

高い演算処理能力を持つ新開発の映像処理プラットホームDIGIC DV 5を2基搭載。4K Intra Frameに対応する高速処理や多様な撮影機能を実現し、ハイエンドな映像制作のニーズに応えます。

XC10にも使われているDIGIC DVが二連装です。

高画質な新ビデオフォーマットXF-AVC

写真:xf-avc

高画質な動画を効率的に記録することができる新しいビデオフォーマット、XF-AVCを採用。現在主流のH.264を採用しつつ、制作目的に合わせて圧縮方法や圧縮率、ビットレートを最適化。高画質と扱いやすさを両立させ、汎用性に優れます。

記録可能な動画データ

図:記録可能な動画データ
XC10でも使われているビデオフォーマットですが、XC10の305Mbpsに対し410Mbpsともっと綺麗な映像となります。

2KでもRGB4:4:4といった高画質で撮影出来ます。
もう、FHDが最低画質なんですね。

ISO100-102400の広感度

CMOSセンサーの画素構造を進化させることで、ISO100の感度設定を実現。日中でも深度の浅いボケ味を活かした映像表現が可能になり、大判センサーならではの画づくりを楽しめます。さらに、最大ISO102400(Gain 54dB)の超高感度に対応。肉眼でも被写体の確認すら困難な暗い環境でも撮影を可能としました。

シネマカメラは、ISO800とか1600で撮影すると聞いていますが、このカメラはISO100でも撮影できるのですね。
ほとんど暗視カメラ的使い方もできそうです。

20-600%のスロー&ファーストモーション

スロー&ファーストモーション記録では最高60倍速(59.94p設定時)、最低1/2.5倍速(23.98p設定時)の撮影が可能です。さらに2K/HDクロップ時は最低1/5倍速(23.98p設定時)の撮影が可能です。

  • 4K エリア内の中央の2K 領域を切り出して記録するため、画像の大きさが約2倍になります。
スロー&ファーストモーションに関しましては、XC10にも搭載されていますが、パーセンテージが違います。
しかしながら、60倍速よりもスローの数値の方が気になりますね。
1/5倍速では、まあ普通に低速が撮れる感じなのでしょうか。

シビアなピント合わせをカメラがアシスト

デュアルピクセルCMOS AF

デュアルピクセルCMOS AFを採用。EFレンズ使用時、画面の縦横とも約80%の広い範囲で高速のONE-SHOT AF、コンティニュアスAFが行えます。AF枠はジョイスティックで移動が可能です。

イメージ:AF適用エリア写真
顔認識AF
EOS C300 Mark IIのデュアルピクセルCMOS AFは、顔検出AFにも対応。静音でスムーズなフォーカシングが可能なSTMレンズとの組み合せで、インタビュー映像などのワンマン撮影ニーズに応えます。

これらは、レンズは交換できませんがXC10にも装備され、とても重宝しています。

新AFモード「AF-Boosted MF」

EFレンズ使用時、被写体が測距可能な距離にあるときはコンティニュアスAFを実行。測距できないときはレンズ駆動を停止し、マニュアルフォーカスに委ねます。ハンチングによる不自然な映像のふわつき防止に有効です。

デュアルピクセルフォーカスガイド

写真:フォーカスガイド

EFレンズでのマニュアルフォーカス時、測距情報とレンズの距離情報を利用したデュアルピクセルフォーカスガイドを表示。前ピン、後ピンがひと目で把握でき、スムーズで厳密なピント合わせが行えます。

このへんは、レンズ交換が出来るEOSシステムの利点ですね。

ワイヤレスフォーカス対応

EFレンズを使用してクレーン撮影や空撮を行う際、タブレット端末などを使用してWebブラウザーからカメラを遠隔操作できるBrowser Remoteでもフォーカス操作が可能です。

この機能に関しては、XC10は標準装備です。
ただ、画像にタイムラグが有るため早い被写体は逃しますね。
C300Ⅱではいかがなものなのでしょうね。

多様なワークフローに対応する映像記録

4K内部記録/CFastダブルスロット

キヤノンが新たに開発したビデオフォーマット、XF-AVCを採用。4K撮影時はXF-AVC Intraで29.97p(410Mbps)、2K撮影時はXF-AVC Intraで29.97p(最大225Mbps)、XF-AVC Long GOPで59.94p(最大50Mbps)をMXFに格納して2枚のCFast 2.0カードに記録できます。またオフライン編集用のProxyを作成し、SDメモリーカードに同時記録することも可能です。さらに2KおよびFHDは、より扱いやすいLong GOPも選択できます。

このカメラが出ることで、CFastメディアが安くなることを願います。

4K RAW出力

EOS C500と同様の4K RAWを出力(29.97pまで)、3G-SDI端子を介して外部レコーダーに記録できます。

このへんが、C500やC300Ⅱが映画に使われる要因ですね。

階調再現性を高めたCanon Log

EOS C500と同様にディテール再現に優れた10bit/12bit Canon Logを採用。8bitが256階調なのに比べ、10bitでは1024階調、12bitでは4096階調(理論値)のデータを記録できるため、よりノイズが少なく繊細な暗部の表現が可能になりました。

XC10が8bitのCanon Logに対して10bit/12bitのCanon Logが採用されています。
とても階調に幅ができて、よりノイズの少ないきれいな暗部を表現できるようです。

1600%の再現域を持つCanon Log 2

Canon Logに対してダイナミックレンジを広げるとともに、明部の階調の割り当てを減らし、暗部の階調の割り当てを増やすことで、Log空間の広い領域で均等な出力を得られます。ダイナミックレンジは、ISO100~800選択時で200~1600%と変化し、ISO800以上で1600%(15 STOP相当)を実現。広い領域に明部から暗部まで均等なデータを残しているため、後処理が行いやすく、柔軟なカラーグレーディングが可能です。

  • ベース感度

ワイドDR

高輝度部をなめらかに圧縮し、800%の広いダイナミックレンジを実現。ガンマカーブとの連続性を維持した、なめらかな階調と白とびを抑えた撮影が可能です。ポスト処理を必要とせず、撮影したままのデータを使用できる一方、800%のダイナミックレンジがあるため、カラーグレーディングにも対応します。

私がXC10で利用しているデータ方式です。
そのまま使えるのがみそですね。
カラーグレーディングしたいときは出来るのも有り難いです。

ピクチャーセッティング

新しいガンマカーブのWide DR(FLAT)Gammaの追加や、他の機種との画合わせがしやすいColor Matrixの搭載などピクチャーセッティングを刷新。自在な画作り、画合わせをアシストします。

図:ワークフロー

 

業務用途にふさわしい信頼性と使いやすさ

小型・軽量・モバイルコアデザイン

写真:小型・軽量・モバイルコアデザイン

EOS C300の流れを継承するモバイルコアデザイン。撮影ニーズに合わせてユニットやグリップなどの組み合せを柔軟に変えることができます。また、大人数の映像制作スタイルからワンマン撮影まで、制作目的に合わせてシステムを組むことが可能です。 アクセサリーもほとんど装着可能で、思いのままのシステムを構築が可能です。大幅な機能向上を図りながらもコンパクトなボディーを実現しています。

とてもコンパクトになり、いろんな撮影に対応できるようにユニットで取り外せるのも魅力ですね。

ハンドル/ブラケット/ロッドクランプ

写真:ハンドル、ビス

ハンドル部は前後、いずれの方向にも装着可能とし、グリップの位置や各種ユニットの取り付け自由度を拡大。また、六角穴付きボルト3点固定のブラケットを介して装着する方式を採用し、高い取り付け強度を実現。ハンドルホールド撮影における、がたつきや抜け落ちなどのトラブルを軽減しています。ブラケット、ハンドルいずれにもφ15mmのロッドクランプ(別売)を装着可能です。

新構造NDフィルター

回転式ターレット(円盤)2枚方式を新たに採用した電動式NDユニットを内蔵。シンプルな構造で壊れにくく、空窓を利用してすべてのガラス面をクリーニングできるなどメンテナンス性にも優れます。通常は2/4/6 STOP、さらに拡張モードでは8/10 STOPの設定が可能です。

ボタンレイアウト/アサインボタン

豊富な機能をよりダイレクトに使用できるよう、操作部材をレイアウト。主要なボタンは、暗い撮影環境でも視認しやすい照光式です。さらに、アサインボタンをカメラ本体、パネル、グリップ計22ヶ所に配置しました。[MENU]を押しながらアサインボタンを押すと、そのボタンの設定画面を表示。設定状態の確認とカスタマイズが容易です。

写真:ボタンレイアウト/アサインボタン

高精細・高輝度・広色域対応モニターユニット

写真:モニターユニット

4インチモニターユニットの視認性と使い勝手を向上。色再現のよい高演色LEDの採用とLED灯数増により、EOS C300比でNTSC色域カバー率を25%、輝度を約1.8倍に向上させました。さらに、ケーブルは着脱式とした上で、AUDIOラインと共通化。ケーブルの取り回しの柔軟性が増すほか、同じ予備ケーブルでVIDEOとAUDIOの両ラインに対応でき、効率的です。

有機ELパネル採用ビューファインダー

写真:新ビュー環境

ビューファインダーはWSVGA、約177万ドット(1024×RGB×576)。高精細な表示です。また、色再現性、コントラスト、応答性に優れた有機ELパネルを採用。撮影結果がつかみやすく、動きのある被写体やカメラワークにも対応します。上方約60°のチルト式です。

  • ハンドルユニット非装着時。

OSD外周表示

各種情報を映像にオーバーレイ表示するか、映像の外周に表示するか選択可能としました。

図:OSD外周表示

ブラウザリモート

タブレット端末などを介した遠隔操作が可能です。両手での操作を前提として、操作エリアを両側に配置した新しいユーザーインターフェースを採用。さらに複数端末で2台同時にライブビュー表示することができ、制作スタッフやクライアントとプレビュー画面をリアルタイムで共有することができます。

  • WFT-E6B(別売)が必要です。

リモートコントローラーRC-V100対応

写真:リモートコントローラーRC-V100

画質調整など主要な操作を離れた位置から設定できる、多機能リモートコントローラーに対応。クレーン撮影など遠隔操作時に活用できます。

マイクロフォンアダプター(別売)

写真:マイクロフォンアダプター

オーディオユニットを独立させることにより、装着の有無や取り付け方法を自由に選択可能としました。2ヵ所のアクセサリーシューを使用してカメラ本体やハンドルユニットに装着。INPUT1/2端子×2とAUDIO端子×1、マイクホルダーを備えます。

マウント交換対応

EOS C300 Mark IIはEFマウントを採用。EFマウント(ロック付き)やPLマウントへの交換も可能です(有償)。

堅牢性

放熱と剛性を追求した機能的フレーム

写真:フレーム

放熱性と寸法精度に優れたアルミダイキャストを主要なフレームに採用。熱拡散の効率を高めるとともに、筐体の剛性アップも果たしました。

防塵・防滴構造

開閉カバーの合わせ目にシーリング部材、ダイヤル回転軸にOリングを配置。さらにボタン下にラバーブーツを用意し、異物の浸入を抑えます。

高効率冷却システム

冷却システム図

長時間の撮影時も安定して動作するよう、熱対策を徹底しました。主要な熱源であるメイン基盤と電源基盤は、2個のファンで強制的に冷却。撮像素子やカード、バッテリーまわりも放熱性に優れた構造としています。

使ってみたいけれど、きっと猫に小判。
私は、XC10の使い方を覚えたいと思います。