「DaVinci Resolve 15」カテゴリーアーカイブ

スティーヴ・ヴァイの「Dark Matter」制作の舞台裏。Davinci Resolveにて編集

スティーヴ・ヴァイの「Dark Matter」制作の舞台裏。Davinci Resolveがいかに同作に使用されたかを紹介が公開されました。

スーパーギタリストのスティーヴ・ヴァイのビデオクリップ「Dark Matter」の制作でダビンチリゾルブが使用されたそうです。
今まで他のビデオ編集ソフトを使っていらっしゃる方は、ダビンチリゾルブを使うのをためらうかたも多いと思います。
まだまだ、開発途中で使いものにならないのではと考える方もいらっしゃいます。
それでも現場で使われている映像を見れば、ダビンチリゾルブの実力も解るのでは。
もっと使う方が増えて、フィードバックされることで、ダビンチリゾルブがどんどん良くなることを願っています。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの事がよく解る映像です。オーナー必見

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの紹介です。
システム5御中で行われたブラックマジックデザインのセミナー映像を公開していらっしゃいます。

ユーザーとしてはとても良い映像を公開して頂いて感謝です。

 

このセミナーはこのカメラを買ってもらう為のセミナーだとは思いますが、ユーザーとしても周辺機器の情報などあり、とても興味深いものです。

 

 

このセミナーでは製品概要 何故BMPCC4Kを使うのか? 周辺機器の紹介 DaVinci Resolve15で映像編集の5つの説明となっています。

 

この中で私が注目したものを抜粋して紹介します。

デュアルネイティブISOについて

基準はISO400&3200なんですが、中間のISO1000と1025を選ぶときに注意が必要らしくISO1000はISO400のゲインを上げるのでノイズが増えるのですが、ISO1025はISO3200のゲインを下げるので、ISO1025で撮影したほうがノイズが少ないとのこと。

FALSEカラーについて

フォルスカラーで赤になると白飛びしてしまう、紫が潰れてしまう所でピンクは肌色に適正だと言うことらしいです。

マニュアル翻訳したときには、イマイチ意味がわかりませんでした。

 

周辺機器での話

外付けSSDについて

外付けSSDの話では、SAMSUNGT5の500GBと1TBでは読み込み速度が違っていて、1TBの方が読み込みが早く対応できるフォーマーとが多いそうだ。これは早く教えてほしかったなぁ。
認識しない問題も、このせいなのだろうか?これから売り出されるWise製のSSDが良さそうな気もします。

 

どのコーディックを使うかについて

RAW3:1とProRes422HQのデータレートが余り変わらないので、12Bitが使えるRAW3:1がお勧めらしいです。
BLACKMAGIC RAWが今後導入されて使えるようになると、RAW3:1のデータレートは変わらないが、12:1を使えば12ビット収録で32MB/sのデータレートになるのでSSDでも十分収録が可能になるらしい。
これ早く使えるようにしてほしいですね。

レンズについて

レンズのお勧めの話では、例としてYouTubeでの撮影サンプルで使われていたPanasonicのLUMIX GX VARIO12-35mm/F2.8でもとても綺麗な映像が撮れていたことを紹介されました。また、レンズ内スタビライザー付きのレンズ オリンパスのED12-100mmF4.0 IS PROが相性が良いとの事です。

レンズアダプターについて

やはりMetabones Speed Boosterが紹介されてますね。
注意点としては、Bmpccで使われていた専用を使うと絵が切れるとのことなので、汎用のアダプタがお勧めとのこと
私の使っている安物は、紹介されませんでした。^^;当然ですね。それでもAFは非対応らしいです。
それなら安物でもいいや。きれいに写ってるし。

 

バッテリーについて

バッテリー一個で30分から40分持つと言われているそうですが、そんなに持ったためしがありません。
私の感覚では20分持てば良い気がします。
やはり外部電源は必要だと思います。

ケージについて

Tiltaの専用フルゲージも紹介されてましたが、凄いですね。
あそこまでやると、違うカメラになった気がします。

 

DaVinci Resolve15を使った編集

LUTを使った編集

ノーマライズをするためにはLUTを活用するのが一番早くて良い方法だとの事と。
しかし、私は今まで良い結果が出たことがないので、全部自分でやる方法をやっていました。
それは、LUTの使い方を間違っていたようです。
最初のノードでLUTを当てて、白飛びした場合、次のノードで戻そうとしても戻らないそうです。
LUTを当てたノードで白飛びや黒つぶれを無いようにしてから、次のノードで変更する必要があるそうです。

カラーマネージメントを使った編集

プロジェクト設定画面でカラーマネージメントを選び、カラーサイエンスの欄をDaVinci YRGB Managedに変更して入力カラースペースをBlackmagic Design Pocket 4K Filmを選んでタイラインカラースペースと出力カラースペースをRec.709 Gamma2.4にしてタイムラインから出力への色域マッピングをなしにします。
変換したいフッテージを全部選んで入力カラースペースをBlackmagic Design Pocket 4K Filmに変える必要があるそうです。
これをやると、まとめてノーマライズ出来て時間短縮にもなり、お勧めの方法だそうです。
これはLUTと同じだそうですが、LUTよりきめ細かく変更されるそうです。
このカラースペース変換を使うと、LUTを使うのと違い、もとに戻すことが出来るそうです。

カラーホイール下のパラメーターの上手な使い方について

今まで使ったことが無かったのですが、コントラストやピボットなどのパラメータの裏に、2をクリックすることで色温やブースト、シャドー、ハイライトのパラメータが出てくるそうで、これが意外に使えるとか?
私は色温度をオフセットや色相で変えていましたが、ちゃんと色温のパラメータがあったんですね。知らなんだ。
ブーストって言うのは彩度より使いやすそうで、元々持っている色を強く出してくれるそうです。
シャドーやハイライトを使うことで、細かく設定できるとか?
ミッドトーンディテールを使うと、シャープネスを使うより自然に4K映像のディテールが出るとか?これから多用しそうな裏技です。

出力の仕方について

YouTubeに出力する時の注意

以前、YouTubeに出力するときは、YouTubeタブをクリックしてデータを出力していたのですが、とても悪い結果が出ていたので、その後H.264のデータを書き出したものをYouTubeに出力するようにしていました。
それは、圧縮が強いので、元画像が違ったものになるからだそうです。
その時は品質の制限をゆるくするか、違うフォーマットで出力するほうが良いとの事。
それなら、今やっている方法が一番良いのかなと再認識しました。
結果的には、使わないほうが良さそうです。

DaVinci Resolve 15を便利に使うアイテム エレコム トラックボール HUGE

DaVinci Resolve 15を便利に使う為にエレコムのトラックボール 「HUGE」を導入しました。

今までもエレコムのトラックボールを使っていたのですが、初期不良なのかボールの転がり方がいまいち悪かったのと、調整が出来なかった事、又ソフトを使っても任意のキーを設定することが出来なかったことも有りこのトラックボールを導入しました。

私は専用パネルを使わずに、もっと使いやすくならないかと考え、左手キーボードとトラックボールを使って編集しております。

現在の入力機器は、キーボード・左手キーボード・トラックボール・ゲーミングマウス・ワコムのペンタブとなっています。

ペンタブはフォトショ位しか使いません。

殆どのショートカットは左手キーボード ロジクールのG13でやっています。
トラックボールは場所を取らないことで気に入っています。
また、パネルを使っている雰囲気もあるでしょう。
細かなパラメータの調整のため、三段階に調整できるトラックボールにしました。
また、玉も大きいので微妙な設定にも向いています。
今まで使っていたトラックボールとはここまで大きさが違います。

凄く安定感がありますよ。

 

私としましては、スクロールボタンを使ってパラメータの数字を変更できないかとやってみましたが出来ませんでした。
左クリックしながらボールを回転させることでパラメータの数字を変更できます。
その時は親指で左クリックしながら玉を回すのですが、一番右のボタンにも左クリックを出来るようにしました。
ボールは勿論上下左右に動かすことが出来ます。
そこで1つ気がついたのは、左右に動かすと大きくパラメータの数字が動き上下に動かすと細かく動くことが確認されました。
もし、これでも動きが早すぎる時は三段階調節で変更することも出来るようです。
今回使ってみて、玉は人差し指だけで回すのではなく人差し指と中指を使って、ボールを持つようにすると変な動きをすること無く調整できると感じました。

高級なパネルが使えなくても、十分便利に使えるようになりますよ。
ただ、G13の価格が何故か高騰していて4-5倍の価格になってしまっています。
確かに多くの設定ができて便利なので使う人が増えたからでしょうかね。
不思議に思っています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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このトラックボールは店で買うと結構高価な部類だとは思いますが、ネットなら安く購入できますよ。

 

このトラックボールは、ボタン設定出来るのは良いのですが、ロジクールのゲーミングマウスとは違って決まったショートカットから選ばないと行けないので、その辺が少しマイナスイメージですが、それさえ気にならなければおすすめです。

 

試しに使って見られてはいかがでしょう

 

普通のマウスとは違う配置なので、慣れるまでは大変かもしれません。
自分が使いやすいように内容を変更できるところが良いトラックボールです。
大きくて安定しているので、手も疲れにくいです。

今回、6-7ボタンにコピーとペーストを使ったのでコピペが本当に楽になりました。

他のソフトでも、勿論つかますので使いみちは多いですよ。おすすめです。