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(グラフィックボード編)

6月に4Kビデオカメラを購入することになったのですが、問題が二つ発生しました。
一つはモニターの問題。
もう一つはグラフィックボードの問題です。
今回は、後者のグラフィックボードをどうするかを考えてみました。
私が現在使っているグラフィックボードは、NVIDIA GeFoce GT560Tiです。
購入当時は、良い製品だと思っていましたが、今となると型遅れ。技術の進歩についていけません。
調べてみると、4Kモニターをつなぐことも出来ませんでした。(^^ゞ
長年、PCを使っている割には、つけてればいいのだろう位にしか考えていませんでした。
今回、4Kモニターと繋ぐ事を前提にグラフィックボードの交換を考えました。
さて、私の環境に合うグラフィックボードは何なんだろうと調べてみると結構問題が沢山ありました。
グラフィックボードには、対応する解像度が違うそうです。
何馬鹿な事、言っているんだと言われそうですが、そんなことさえ知りませんでした。
対応する最大外像度は、ビデオチップの性能とインターフェイスのデータ伝送量の大きさで決まるそうです。
まず、ビデオチップの性能と言うのは当然判ります。
しかし、驚いたのはインターフェイスが高い解像度に対応しないことがあるそうです。
これには驚きました。
そして、一番大事な問題4Kを描写するためのインターフェイスは何が必要かと言うことです。
私は現在まで、D-sub 15pinやHDMIを使用していました。
しかしながら、D-sub 15pinは2048×1536までしか対応していません。
HDMIはバージョン2.0でなければリフレッシュレート 60Hzで4Kに対応していないそうです。
一番良いインターフェイスは、DisplayPortだそうです。
ほとんどの解像度に対応しています。
私は、現在までDisplayPortと言うものを見たことがありません。
そこで、HDMIのバージョン2.0の物を選んだら良いのかと思ったのですが、対応した解像度が、かなり少ないのです。
実際の話、HDMIのバージョン2.0などは、最近のグラフィックボードしか対応していないのです。
私としては、グラフィックボードだけは中級クラスが欲しいと思い、NVIDIA GeForce GTX 960にしようかと考えてインプレッションを読んだりしましたが、イマイチよくわかりません。
仕事で使うのであればNVIDIA Quadroシリーズが良いと聞いていましたが、仕事ではないので選択肢にはありませんでした。
興味本位で、NVIDIA QuadroとNVIDIA GeForce GTXの違いを読んでみました。
見た目には、NVIDIA GeForce GTXの方がゴッツイし凄く仕事をしそうですよね。
スペックも、良さそうな気がします。
結論から言いますとGeForceシリーズはゲーム用Quadroシリーズはクリエイティブ用途だと言うことです。
ざっとしすぎてますかね。
GeForceがDirectXに最適化されているのに対して、QuadroはOpenGLに最適化されている。そうです。
一つ大きな違いは、出力できる画面の数がQuadroの方が圧倒的に多いと言うことだそうです。
後は、処理能力の違いですよね。
ソフトによっては、GeForceが勝利するものもありますがQuadroの方が多分に速いと言うことです。
これを読んで、私の気持ちはQuadroに移りました。
さて、Quadroの特徴とは。HPから転載させていただきます。
NVIDIA Quadroシリーズは、3DCG、CAD及びデジタルコンテンツクリエーションなどのプロフェッショナルアプリケーションのために最適化されたグラフィックスボードです。
NVIDIAが各ソフトウェアメーカーとドライバを開発、検証することで、75社以上からISV認証を取得。OpenGL、DirectXのパフォーマンスを向上させるので3DCG、CAD、映像編集などのアプリケーションをより高速で正確な描写が可能となります。また、3年の長期保証など、プロフェッショナルの現場を強力にサポートするグラフィックスソリューションです。
いかに、エラーを無くすかを考えたグラフィックボードのようですね。
そしてどんな種類があるのか。
ウルトラハイエンドモデル
NVIDIA Quadro K5000 for Mac
- NVIDIA Quadro K5000
- GDDR5 4GB
- PCI-Express 2.0 x16
- DisplayPort x 2
- DVI x 2
- Mac
ハイエンドモデル
ミドルレンジモデル
NVIDIA Quadro K2000D
- NVIDIA Quadro K2000
- GDDR5 2GB
- PCI-Express 2.0 x16
- Mini DisplayPort x 1
- DVI-I x 1
- DVI-D x 1
エントリーモデル
NVIDIA Quadro K620
- NVIDIA Quadro K620
- DDR3 2GB
- PCI-Express 2.0 x16
- DisplayPort x 1
- DVI-I x 1
- Low Profile
NVIDIA Quadro K600
- NVIDIA Quadro K600
- DDR3 1GB
- PCI-Express 2.0 x16
- DisplayPort x 1
- DVI-I x 1
- Low Profile
NVIDIA Quadro K420
- NVIDIA Quadro K420
- DDR3 1GB
- PCI-Express 2.0 x16
- DisplayPort x 1
- DVI-I x 1
- Low Profile
NVIDIA Quadro 410
- NVIDIA Quadro 410
- DDR3 512MB
- PCI-Express 2.0 x16
- DisplayPort x 1
- DVI-I x 1
- Low Profile
沢山の種類があります。
そこで、私が選んだボードは、ミドルレンジモデル
NVIDIA Quadro K2000
- NVIDIA Quadro K2000
- GDDR5 2GB
- PCI-Express 2.0 x16
- DisplayPort x 2
- DVI-I x 1
だったのですが、注文してから
NVIDIA Quadro K2200
- NVIDIA Quadro K2200
- GDDR5 4GB
- PCI-Express 2.0 x16
- DisplayPort x 2
- DVI-I x 1
これが、6000円違いであるのに気が付き、K2000をキャンセルしてK2200を購入しました。
違いは、GDDR5 4GBとGDDR5 2GBの違いですが
この違いは大きいと思い、急遽変更いたしました。
私としては、かなり奮発した買い物でした。
これが、どのような効果をもたらすかは、到着してからのインプレッションとさせていただきます。
- DVI-I x 1