CINEMA EOS SYSTEMと連携の魅力

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CINEMA EOS SYSTEMと連携の魅力を発見してみましょう。

CFast 2.0/SDメモリーカード内部記録

写真:CFast

記録メディアにCFast 2.0カードを採用。高画質な305Mbpsの4Kデータの内部記録を実現しました。一方、FHDや静止画はSDメモリーカードに振り分けて記録するため、データが混在する心配がありません。

ここで幾つかの心配事があります。まずは同梱のメディアの容量です。
これは、以前の記事にも書きましたが、カタログには64GB が紹介されていますが、実際に同梱されるメディアの容量が書かれていません。

もし、この64GBが採用されているにしても、305Mbpsの4Kデータでは25分しか記録することは出来ません。

まあ、この点は周辺機器などの対応が出来ていませんので、大事な映像だけ4Kで撮ることを考えたほうが良いのかとも考えます。

もう一つ心配なのは、SDカードが256GBが使えるかどうかです。
これは、私自身の問題ではあります。^^;

Cfast 2.0カードによる動画記録時間の目安

メモリー容量 ビットレート
305Mbps 205Mbps
32GB 10分 20分
64GB 25分 40分
128GB 55分 80分
256GB 110分 165分

Canon Log 8bit

シネマ制作で実績あるCanon Log。XC10は、12ストップ相当の広いダイナミックレンジを持ちつつハンドリングしやすい、Canon Logを採用しました。ハイライトやシャドーのディテール調整が可能。グレーディングの幅が広がります。

私が、今回魅力を感じた部分が、ここにあります。
今までCINEMA EOS SYSTEMでしか使えなかった機能が盛り込まれました。
私は、この機能が使いたくて、Blackmagic Designのカメラも検討していました。
デジタル一眼レフカメラではRAWで撮影している自分としては、動画もLogで撮影してみたいと考えていました。

私自身は、デジタル一眼レフで動画を撮影する時は、シネマスタイルのピクチャースタイルを使用し撮影しています。
知らない人が見たら、なんかボーっとした、色のハッキリしないと言うか汚いというような映像になってますが、カラーグレーディングすると、驚くほど綺麗になります。
どれだけLogが使えるのか期待しています。
この機能は、私が一番魅力を感じるものであります。

ワイドDR

イメージ:Canon Log/Wide DR/Standard

Canon Logガンマに加えワイドDRガンマも選択可能。ワイドDRガンマはITU-R BT.709をベースに高輝度部を滑らかに圧縮し、自然な階調と白飛び、黒つぶれの低減を実現しています。ITU-R BT.709をベースとしているため、ポスト処理を必要とせず撮影したままのデータを使用することができます。また、800%のダイナミックレンジを活かして、カラーグレーディングのベースにも活用できます。

Logで撮ってみたいと思っている私ですが、この違いはわかっていません。
実際撮影してみないと、Canon Logが良いのか、ワイドDRガンマが良いのか全然わかりません。この辺は撮ってみて、後から勉強したいと思っています。

ルック設定

動画、静止画それぞれに多彩なルックをプリセット。CINEMA EOS SYSTEMやEOS MOVIEと画質を揃えられるほか、好みに合わせてルックを調整することも可能。またユーザー設定も登録できます。

イメージ:設定画面
  • 【動画時】スタンダード、EOS Std.、Wide DR、Cinema EOS Std.、Canon Log、ユーザー設定(1/2)
  • 【静止画】スタンダード、ポートレート、風景、ニュートラル、セピア、モノクロ、ユーザー設定(1/2)

ルック設定は、EOSで云うところのピクチャースタイルのようなものだと思っています。
基本的には、Cinema EOS Stdや、Canon Logで撮影したいと考えています。

タイムコード

前回撮影の映像からタイムコードが連続するように歩進するリジェネ、レックラン、フリーランを用意。他のカメラで撮影した映像とタイムライン上に並べられ、編集が容易です。

Canon XF Utility 2.0 for XF-AVC

イメージ:XF Utility 2.0 for XF-AVC

私は、業務機を使ったことがないので、タイムレコードを使ったことがありません。あれば便利だろうなぁといつも思っていました。

XF-AVC対応の専用ソフトを開発。4Kデータの取り込みと再生、メタデータの編集、静止画の切り出しと保存(JPEG/TIFF)が可能です。

この専用ソフトは、とても気になります。
現在使っている、Canonのデジカメ用ソフトは、お世辞にも使いやすいものだとは思えません。
どうしても、社外品を使ってしまうので、新開発の専用ソフトに期待大です。

■ワークフロー

図:ワークフロー

ワークフローで私が思うことは、やはりカードリーダー・ライターは純正が良いのかなと考えました。USB3.0で高速伝送できるのが魅力ですね。

この記事や画像はキャノンのホームページから転載したものに私の意見を書いたものです。

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