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Canon XC10+Beholder DS1 で1/4スローモーションビデオを撮ってみた。

今回はCanon XC10+Beholder DS1 で1/4スローモーションビデオを撮ってみました。

実はCanon XC10で1/4スローモーションビデオを撮ってみたのは初めてです。

以前から、スタビライザーとスローモーションの相性が良いことは解っていました。

それは、編集時にスローモーションにしたことがあり、とても不思議な印象を覚える映像になったからです。

ですが、撮影時にスローモーションにしたことが一度もなかったのです。

実際にやってみると編集時にスローモーションにするより、とても絵が綺麗な事を感じました。

今回はISO感度を上げているので粒子の多い映像になっていますが、Film LooK的かもしれないですね。

とても見やすい映像になりました。

これから多用しそうな気がします。

今回はスタビライザーとの相性も良いことがわかりますね。

スローモーションにしたほうが、スタビライザーでの粗が見えづらいようです。



TRD Beholder DS1の使い方を考える

TRD Beholder DS1を導入して1ヶ月近く経ちました。

そこで使ってみた感想や自分独自の使い方を紹介したいと思います。

導入して一番初めに行ったのがミニ三脚を取り付けること。
しかしながら、ネジの規格が違うのでアダプタが必要となりました。
近所にコジマ電気があるので早速見に行くと150円以下で購入することが出来ました。
実際に取り付けた写真がこちらです。
IMG_3383
これを取り付けることで設定や、ちょっと置いておくことが随分と楽になりました。
それから設定するのですが、BGの設定はスタビ仲間のブログを参考にしてやっています。
特に桃さんには大変お世話になり、色々なアイデアを教わりました。
そのなかで、カメラの後ろにおもりを付けることでズームも出来るようになると教えてもらいました。
そこで私は、そのアイデアをアレンジしてカメラの移動なしにズーム全域でスタビライズすることが出来るようになりました。
まず、基本的な設定を35mm位で調整します。
そうすると広角側24.1mmまでは、ある程度バランスがあっています。
次は望遠側ですが、チルト式液晶モニターを後ろに引き出すことでバランスを合わせることが出来ました。
しかしそれも60mm位までなんですが、241mmまではモーターパワーでスタビライズ出来ることが判明しました。
まあ、この使い方は三脚としての使い方だけかもしれません。
ゆっくり歩く分にはスタビライズしていたようです。
※この数字は静止画の時です。動画の場合は27.3-273mmだそうです。
この設定をした時は、すでにSimple Brushless Gimbal Controllerを使ってジンバルの設定をアレンジしています。
その設定は、ここを参考にさせていただきました。
私としては、この設定ではジョイスティックによるパンがまだ早い気がします。
そしてジョイスティックによるチルトが遅すぎると感じましたが、そういう設定よりも同じ設定で使い倒す事を先に考えました。
私本来の使い方は、音も大事にしたいのでグリップエンドにTascamDR-70Dを取り付けて使用しています。
IMG_3392 のコピー
こうすることでTascamDR-70D側でもメリットが出来ました。
TascamDR-70Dは、とても電池消費量が多く乾電池では、あっという間に電池切れになってしまいます。
そこで、モバイルバッテリーを使わないと怖くて使うことが出来なかったのですがDS1のUSBでTascamDR-70Dに電気を供給することが出来るのです。
そこでUSBケーブルで繋いでみると、しっかり使えることが判明。
これは大きな収穫でした。
モーター音も気にすること無く録音することが出来ました。
それから一脚に取り付けて簡易ジブ的な使い方をテストしてみました。
これにはリモコンも取り付けてやってみたのですが、ちょっと無理がありました。

何と言っても重いこと、真っ直ぐ上に持ち上げるのには問題ないのですが、クレーンのように斜め上に上げたりするとグリップが回るのかカメラも、あちらを向いてしまいました。
上記の映像は、全編一脚を取り付けてジブ風に撮ったものです。
リモコンもグリップに固定していなかったので動かす方向が間違えたりして上手く操作することが出来ずに、すぐに外してしまいました。
この映像を撮影の際はレコーダーは使っていません。
一脚が折れるのではと感じるほど重さを感じました。
ここまでBGを使ってみての感想ですが、手持ちで一脚代わりに使うには最高なアイテムだと感じました。
やはり水平が取れていると言うのは凄いメリットですね。
歩いての撮影は、アナログスタビと同じで上下運動を抑えるのは自分次第と言うことですね。
その解決策としては、歩き方は勿論ですが遠景を主に撮ると凄い効果があると感じました。
その効果を体感した映像はFacebookに投稿しております。
https://www.facebook.com/tuka3desu/videos/1283513518343368/
ただ、歩きながらの撮影で曲がり角などでは動かし方でロボット的な動きをする事と浮遊感は感じられませんね。
三脚派の方にはBGを、お勧めします。
走って追いかけの撮影にもBGが力を発揮しました。
何と言っても練習無しで、そこそこの映像が撮れることが素晴らしいメリットだと感じました。
道具は使い方次第ですからね。
今までBGで撮影した映像をリンクさせて頂きます。

 

一脚で撮影する際に、映像を確認することが出来ずに、被写体が写っていない事もありました。
スマホやタブレットで映像を確認することが出来るのですが、どうしてもタイムラグが起こります。
CANON7D用に購入した遠隔モニターが使えると良いのですが、なぜかUSBコネクターに取り付けられません。
まあ、7Dを使えば何の問題もないですけどね。
こんな感じの周辺機をを取り付けてやる方法ですが、余計に重くなって使いづらくなるかもしれません。
一つ良かったことは、XC10のグリップが回転式だったこと。
そのおかげで、電池を交換する際にカメラをDS1から外さずに交換できることでした。
これはメリット大きかったです。
IMG_1013
上記に書いたことは私の感想なので、違う感触を感じる方もいらっしゃると思います。
今後も、気がついたことを色々書いていこうと思っています。

 


朗報!!Canon業務用映像機器6機種のファームウエアを無償提供

Canonが2016年4月14日に業務用映像機器6機種のファームウエアを無償提供することを発表しました。

内容は下記のとおりです。
CanonのHPから転載

キヤノンは、デジタルシネマカメラ、業務用ビデオカメラ、多目的カメラの合計6機種を対象に、さまざまな機能を向上させるファームウエアの無償提供を、2016年6月より順次行います※2

  • EOS C300 Mark II
  • EOS C100 Mark II
  • XC10
  • XF305 / XF300
  • ME20F-SH

おもな特長

ハリウッド映画から報道まで幅広いプロの映像制作現場から好評を得ているCINEMA EOS SYSTEMのデジタルシネマカメラ2機種(EOS C300 Mark II、EOS C100 Mark II)と業務用ビデオカメラ3機種(XC10、XF305、XF300)、多目的カメラ(ME20F-SH)の合計6機種を対象に、基本機能を向上させるファームウエアを無償提供します。 EFシネマレンズが「デュアルピクセルCMOS AF」に対応するほか、広いダイナミックレンジを持つキヤノン独自のLogガンマ「Canon Log 3」を搭載するなど、カメラの潜在能力を最大限に引き出すことでユーザーの高度なニーズに応えていきます。

EFシネマレンズ装着時の機能が向上(EOS C300 Mark II、EOS C100 Mark II)

従来のEFレンズに加え、新たにEFシネマレンズ「CN7×17 KAS S / E1※3」と“CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S”(2016年10月下旬発売予定)の装着時でも、「デュアルピクセルCMOS AF」による動画撮影に適した滑らかなAF動作と高い追従性を実現します。また、両レンズに加え単焦点のEFシネマレンズの装着時では、マニュアルフォーカスの際にピント位置が被写体に対し手前にある(前ピン)か、奥にある(後ピン)かを表示し、高精度なピント合わせをサポートする「デュアルピクセルフォーカスガイド」※4を使用できます。

  • ※3レンズ側も別途ファームの更新を行う必要があります。
    詳しくはキヤノンマーケティングジャパン イメージングソリューション営業部 03-3740-3304へお問い合せください。
  • ※4「EOS C300 Mark II」のみ。

キヤノン独自のLogガンマ「Canon Log 3」を新規搭載(EOS C300 Mark II)

従来の「Canon Log」、「Canon Log 2」に加え、「Canon Log 3」を搭載します。ハイビジョン映像の標準色域規格である「ITU-R BT.709」に近い特性を持ち、画作りがしやすい「Canon Log」の長所を引き継ぎながら、1600%の広いダイナミックレンジを実現します。これにより、映像制作の意図に応じて最適なLogガンマを選択できます。

AFの高速化やMP4での記録などユーザーの撮影ニーズに応える機能を追加(XC10)

AF速度を最大約2倍に高速化します。また、記録モードを従来のMXFに加え、データ容量が軽く取り扱いが容易なMP4との選択が可能になります。

私はXC10ユーザーなので上記の事柄が変わります。

AF速度は確かに遅いですが、自然なピント合わせには良い感じなので、切り替えができるようになると有り難いです。
記録モードにMP4が選択できるようになるのは本当に有り難いです。
一般的なソフトでも使えるようになるからです。
普通に撮って見る映像ならMP4で十分、
MXFのようなソフトを選ぶフォーマットは使いづらいと思っていましたので私にとっては朗報です。
できればCanonLog2も搭載して欲しかったなぁ。(^O^)

ただ、6月から順次更新で7月くらいになるらしい。^^;