「VFX」カテゴリーアーカイブ

Fusion マニュアル ユーザーインターフェイスの概要

Fusion9のマニュアルをGoogle翻訳にて翻訳したものを転載。(多少、わかりやすいように書き換えています)

User Interface Overview ユーザーインターフェイスの概要

Fusionをインストールしてアプリケーションを開くと、新しい空のプロジェクトが開きます。

Fusionで作成するプロジェクトは、コンポジションまたは「コンプ」と呼ばれます。

コンプで作業を開始するときは、5つの主要な領域を使用します。

Viewers, Work Panel, Control Panel, Time Ruler, Tools Bar:ビューア、ワークパネル、コントロールパネル、タイムルーラ、ツールバー
Viewers ビューア

Fusionには、ワークパネルの上に表示される2つの同一のビューアがあります。モニターは、設定した3D環境だけでなく、コンポジションの2D画像も表示できます。

いずれかのビューアにイメージをロードするか、イメージ用に1つのビューアを使用し、他のビューアに波形、ヒストグラム、およびベクトルスコープを表示できます。

追加のモニターが必要な場合は、フローティングビューアを作成したり、DeckLinkカードをインストールして外部ビデオモニタを使用したりすることができます。


グラフィックハードウェアを使用してデュアルビューアを高速化。

Work Panel ワークパネル

ワークパネルは、Fusionでコンポジションを構築するために使用する3つの主要な編集パネルを切り替えます。

3つのメインパネルは、フローノードエディタ、タイムラインエディタ、およびスプラインエディタです。

スクリプトコンソール、コメントウィンドウ、チャットウィンドウに切り替えるためのタブもあります。


ワークパネルは、右上のタブを使用して異なるエディタに切り替えます。


Flow Node Editor フローノードエディター

フローノードエディタは、デフォルトのワークパネルビューであり、コンポジションを構築するために使用する主要な作業領域です。

フローノードエディタを使用して、レイヤリストを使用してグラフィックスアプリケーションの要素をまとめる方法と同じように、コンポジションの構造を作成して表示します。

剛体レイヤーの代わりに、コンポジションはスケマティックまたはフローチャートとして表示され、各画像、マスク、フィルターエフェクト、グラフィック、およびその他の要素はツールと呼ばれるタイルで表されます。

フローノードエディタは、イメージの処理方法を変更するツールを相互に接続するために使用されます。

デフォルトでは、フローのツールは左から右に接続されますが、上から下へ、またはすべての方向から同時に流れるように設定できます。

フローの方向は、フローの処理方法とは関係ありません。

例えば、下流のノードは上流のノードの下にある必要はありません。

なぜなら、Fusionはフローではなく矢印に従うからです。

スケマティックビューは、ツールの出力を別々の画像処理ストリームに分岐し、タイルのグループ全体を折りたたみ、いくつかのツールの出力の単一サムネイル画像を表示する機能を含む、ツールを接続するための柔軟性を提供します。

コンポジションを作成するためのツールが接続されたフローノードエディタ

Control Panel コントロールパネル

コントロールパネルは、ツールのパラメータを変更するために使用する、Fusionウィンドウの右側にあるタブ付きのパネルです。

フローノードエディタでツールを選択すると、そのパラメータと設定がコントロールパネルに表示されます。

コントロールパネルには、選択したツールのパラメータが表示されます。

Time Ruler タイムルーラ

ワークパネルの下にあるタイムルーラーには、プロキシレベルやモーションブラーなどのコンポジションオプションの設定だけでなく、再生のトランスポートコントロールも含まれています。

タイムルーラの再生ヘッドは、モニターに表示されるフレームを決定します。

タイムルーラは再生ヘッドを使用して特定のフレームに移動します。

Toolbar ツールバー

Fusionウィンドウの上部にあるツールバーを使用すると、一般的に使用されるツールや機能に素早くアクセスできます。

ツールバーは2つのカスタマイズ可能なセクションに分かれています。

1つはプリセットレイアウト用、もう1つはツール、マクロ、スクリプト用です。

各ツールバーセクションは、インターフェイスの他の部分に切り離して移動することができ、必要に応じて追加のツールバーを作成することもできます。

カスタマイズ可能なツールバーは、一般的に使用されるツールと機能を表示できます。

Timeline Editor タイムラインエディタ

タイムラインエディタは、コンポジション内の要素のタイミングを調整するために使用されます。

タイムラインを使用して、クリップのトリミングと延長、アニメーションスプラインのタイミング調整、または画像処理エフェクトのトリムをトリムすることができます。

レイヤーベースのアプリケーションとは異なり、タイムラインはコンポジション内のレイヤーの順序を決定しません。フローノードエディターだけがこれを行います。


タイムラインエディタは、要素やアニメーションのタイミングを調整するために使用します

Spline Editor スプラインエディタ

スプラインエディタには、グラフビュー、ツリービュー、およびツールバーの3つのメインエリアがあります。

グラフビューには、2つの軸に沿ったアニメーションスプラインが表示されます。横軸は時間を表し、縦軸はスプラインの値を表します。

ツリービューでは、グラフビューにどのスプラインが表示されるかを決定します。各名前の横にあるチェックボックスは、そのスプラインが現在グラフビューに表示されているかどうか、およびスプラインが編集可能かどうかを表示するために使用されます。

スプラインエディタの上部にあるツールバーは、スプラインに適用される最も一般的な操作に素早くアクセスするために使用されます。

スプラインエディタを縦方向に走る薄い赤色のバーは、コンプの再生ヘッドを表します。

スプラインエディタは、グラフィックスビュー、ツリービュー、およびツールバーに分かれています。



Introduction to Fusion フュージョン入門

System Requirements システム要求

User Interface Overview ユーザーインターフェイスの概要

Navigating the Interface インターフェイスのナビゲート

About Compositions コンポジットについて

Example Workflow ワークフローの例

映画撮影の裏を見られるYouTubeチャンネル Flashback FilmMaking

Flashback FilmMakingでは、映画撮影の裏側を楽しく見ることが出来ます。
HollywoodのVFXの作り込みがビフォア・アフターで確認出来ることで、とても参考になると思いますよ。

私が個人的に好きだった物を選んでリンクしてみます。

ワンダーウーマンが素敵です。

ワイヤーアクションが凄い。

CGとの合成でマーキングの必要性が分かります。

キングコングCGの制作を見ることが出来ます。

Harry Potterの不思議な現象の種明かしです。

とっても興味深いことばかり。
自分でグリーンバック撮影をしたいと思っている方にも是非見て欲しいですね。

たくさんの映像がありますが、またやりたいと思います。


Fusion 8を使って1枚の写真から動画を作る方法

ブラックマジックデザインから無料で配布されているVFXソフトFusion8を使って1枚の写真から動画を作る方法があります。
そんなチュートリアル動画をYouTubeから紹介します。

基本的に、3D空間に写真を置いてそれに壁や床や屋根を造っていきカメラを移動させて動画を作るのが一般的な使い方なのですが、こんな方法もあるんですね。

洞窟の写真を用意して、それを3D空間に置き変形させて奥行きを付ける方法です。
これ覚えると、仕事が早くできそうな気がします。

次は、噴火している火口の写真から煙がモクモクと出ている動画を作る方法です。
この中では煙の変形扠せ方を覚えることで、色々応用ができそうです。
最後に3D空間に噴火口を横にして煙を立てることで不自然さのない動画ができています。

最初に話したシンプルな動画の作り方がこちらです。

上記のやり方が難しい方に、床面と正面だけを使った動画の作り方を紹介したものもあります。

こんなの知ってるよ、モット難しいのが見たいと言う方。
風景を自分で作るところからのやり方を紹介したものもあります。

ついでに、2枚の写真から3D空間に家を再現する方法を教えているチュートリアルです。

どうでしょう、少しはFusion8に興味が出たでしょうか?

是非ダウンロードして、お楽しみ下さい。

ただ、マシンスペックが必要な所があります事、ご了承下さい。

ダウンロードはここから